PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アシステム化計画の立案
- イシステム方式設計
- ウソフトウェア要件定義
- エ利害関係者要件の定義
解き方のヒントを見る
記述を整理する粒度に注目する
この分野を学ぶときは、扱われている事柄をどの粒度で捉えるかに注目しましょう。大きなまとまりと個々の事柄を混同していないか、自分の理解を同じ細かさにそろえて整理することが手掛かりになります。
この問題で問われていること
検討の際は、いま考えている事柄のまとまりの大きさが、途中で変わっていないかを確かめてください。言葉の印象だけで判断を進めず、整理する単位を意識すると、自分の理解のずれを見直しやすくなります。
視点
粒度とは、事柄を捉える細かさのことです。理解を整理するときは、どの程度のまとまりを一つの単位として扱っているかを意識しましょう。
確認ポイント
- 事柄を整理する単位を意識できているか
- 途中で捉える細かさが変わっていないか
- 大きなまとまりと個々の事柄を混同していないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正解はエです。共通フレーム2007では、利害関係者要件の定義が要件定義プロセスに属します。ソフトウェア要件定義は開発プロセスの活動であり、名称に「要件定義」があっても所属は異なります。
理由
要件定義プロセスのアクティビティは、エの「利害関係者要件の定義」です。利用者などの利害関係者がシステムに求める要求を明らかにし、要件として定義します。設問は活動名に含まれる語ではなく、共通フレーム2007で定められた所属を問うています。
比較
アの「システム化計画の立案」は企画プロセスに属します。イの「システム方式設計」とウの「ソフトウェア要件定義」は開発プロセスに属します。特にウは、ソフトウェアに求める機能や条件を定義する開発プロセスの活動です。「要件定義」という語を含むことと、要件定義プロセスに属することを区別する必要があります。
選択肢ア
これは不正解だよ。システム化計画の立案は、共通フレーム2007では企画プロセスのアクティビティです。システム化の方針を具体的な計画にまとめる活動であり、設問が尋ねる要件定義プロセスには属しません。
選択肢イ
これは不正解だよ。システム方式設計は、共通フレーム2007では開発プロセスのアクティビティです。システムの構成や実現方式を設計する活動であり、要件定義プロセスの活動を選ぶという設問の条件に合いません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ソフトウェア要件定義は、共通フレーム2007では開発プロセスのアクティビティです。ソフトウェアに求める機能や条件を定義する活動です。名前に「要件定義」が含まれていても、要件定義プロセスのアクティビティではありません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。利害関係者要件の定義は、共通フレーム2007では要件定義プロセスのアクティビティです。利用者などの利害関係者がシステムに求める要求を明らかにし、要件として定義する活動なので、設問のプロセスと活動の対応に合致します。
学習のポイント
企画・要件定義・開発の各プロセスと、そこに属するアクティビティの対応を押さえましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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