PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
令和6年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア350 k ビット/秒
- イ3.5 M ビット/秒
- ウ35 M ビット/秒
- エ350 M ビット/秒
解き方のヒントを見る
単位と前提を整理する視点
非圧縮動画像の帯域を考えるときは、画面を構成する条件と時間あたりの扱いを同じ単位にそろえ、与えられた前提が何を表すかを順に整理してから判断しましょう。単位の取り違えや桁の変化にも注意します。
この問題で問われていること
この問題では、各条件がデータ量のどの要素に関係するかを読み分け、ビットとバイト、秒とフレームなどの単位を混同していないかを確認する観点に絞って考えましょう。
視点
映像の構成条件、時間に関する条件、情報量の単位をそれぞれ分けて読み、最終的に同じ基準へそろえて比較する流れを意識します。
確認ポイント
- 各数値が画面・時間・情報量のどれに関係するか確認する
- ビットとバイト、秒とフレームの単位を区別する
- 単位をそろえた後に桁や前提条件を見直す
正解と解説を見る
正解
エ
解説
非圧縮動画では、1フレームの画素数に1画素当たりの24ビットを掛け、さらに毎秒30フレームを掛けます。800×600×24×30=345、600、000ビット/秒となり、およそ350 Mビット/秒です。
理由
1フレームのデータ量は、800×600ピクセル×24ビット/ピクセル=11、520、000ビットです。これを30フレーム/秒送るため、11、520、000ビット/フレーム×30フレーム/秒=345、600、000ビット/秒となります。したがって、約350 Mビット/秒が必要です。
比較
通信時に圧縮を行わない条件なので、圧縮率による削減はありません。345、600、000ビット/秒は345.6 Mビット/秒に相当し、選択肢では350 Mビット/秒が最も適切です。
選択肢ア
これは不正解だよ。350 kビット/秒は、必要な毎秒ビット数に対して単位が小さすぎます。800×600画素、24ビットカラー、30フレーム/秒を全て送る条件では、1秒間の情報量は数億ビットとなり、kビット/秒の値では条件を満たしません。
選択肢イ
これは不正解だよ。3.5 Mビット/秒は、非圧縮で送るべき毎秒の情報量より小さい値です。1フレーム当たり800×600画素の24ビット情報があり、それを30フレーム/秒送るため、数百万ビット/秒では不足し、桁が合いません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。35 Mビット/秒は、必要量の計算結果である345.6 Mビット/秒のおよそ10分の1です。画素数、色深度、フレームレートのいずれかを小さく見積もった場合に近い値であり、指定条件の非圧縮配信には不足します。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。必要な帯域幅は、800×600画素×24ビット/画素×30フレーム/秒=345,600,000ビット/秒です。これは345.6 Mビット/秒なので、選択肢の中では約350 Mビット/秒が条件に一致します。
学習のポイント
画像の総ビット数をフレームレートで毎秒化する計算と、k・Mの単位換算を学びます。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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