PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア物理サーバと物理サーバの仮想環境とが OS を共有するので,物理サーバか物理サーバの仮想環境のどちらかに OS をもてばよい。
- イ物理サーバにホスト OS をもたず,物理サーバにインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲスト OS をもった仮想サーバを動作させる。
- ウ物理サーバのホスト OS と仮想化ソフトウェアによって,プログラムの実行環境を仮想化するので,仮想サーバに個別のゲスト OS をもたない。
- エ物理サーバのホスト OS にインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲスト OS をもった仮想サーバを動作させる。
解き方のヒントを見る
仮想化方式を比べるための視点
コンテナ型仮想化を考えるときは、用語の印象や利点の列挙ではなく、問題が尋ねる観点を一つ定め、その観点に関する前提と結果のつながりを各選択肢で同じように確かめましょう。
この問題で問われていること
今回の確認では、選択肢が述べる内容を、実行環境の構成と利用時の影響という一つの観点から読み、説明の対象・条件・結果が対応しているかを丁寧に照合してください。
視点
方式を整理するときは、記述の前提とそこから生じる影響を分けて捉え、問われた観点に関係する内容だけを抜き出して比較します。
確認ポイント
- 説明の対象が何かを確認する
- 前提となる条件を確認する
- 述べられた影響との対応を確認する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
コンテナ型仮想化は、物理サーバのホストOS上で仮想化ソフトウェアを動かし、プログラムの実行環境を分離する方式です。仮想マシンごとに個別のゲストOSを用意する方式とは異なります。
理由
コンテナ型仮想化では、物理サーバのホストOSが提供するOS機能を利用しながら、アプリケーションの実行環境をコンテナ単位で分離します。そのため、各コンテナに個別のゲストOSを持たせません。
比較
個別のゲストOSを持つ仮想サーバを動かす説明は、ハイパーバイザー型またはホストOS上で動く仮想化ソフトウェアによる仮想マシン型の特徴です。コンテナ型とは仮想化する範囲が異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。コンテナ型ではホストOSの機能を利用して実行環境を分離しますが、物理サーバ側と仮想環境側のどちらか一方だけがOSを持てばよい、という単純な関係ではありません。OSの共有と責務を正しく表していません。
選択肢イ
これは不正解だよ。物理サーバにホストOSを置かず、仮想化ソフトウェアで個別のゲストOSを持つ仮想サーバを動かす説明は、ハイパーバイザー型の仮想マシン方式です。コンテナ型の構成とは異なります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。コンテナ型仮想化は、物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによってプログラムの実行環境を分離します。仮想サーバごとに個別のゲストOSを動作させない点が、この方式の特徴です。
選択肢エ
これは不正解だよ。ホストOS上の仮想化ソフトウェアで、個別のゲストOSを持つ仮想サーバを動作させる説明は、ホスト型の仮想マシン方式を示しています。コンテナ型はゲストOSを個別に持たせません。
学習のポイント
コンテナ型と仮想マシン型のOS構成を比較して理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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