PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインスペクタは,プログラム実行時にデータの内容を表示する。
- イシミュレータは,プログラム内又はプログラム間の実行経路を表示する。
- ウトレーサは,プログラム単位の機能説明やデータ定義の探索を容易にする。
- エブラウザは,文字の挿入,削除,置換などの機能によってプログラムのソースコードを編集する。
解き方のヒントを見る
機能の役割を整理する視点
各選択肢を個別の語句だけで判断せず、ツールが利用者の作業のどの段階に関わるものかという一つの視点で整理し、問題文の目的や前後関係と照らして順に一つずつ確認します。
この問題で問われていること
注目するのは、各機能名の細かな印象ではなく、説明されている機能が作業の流れの中で担う役割と、利用者が得る結果の種類が一致しているかという点に絞って読み進めます。
視点
機能を比べるときは、名称の似ている部分に引きずられず、誰が何のために使い、作業のどの場面で役立つものとして説明されているかを同じ基準で読み取ります。この対応関係を手掛かりに、説明の範囲を丁寧に見ます。
確認ポイント
- 説明されている目的と対象を同じ基準で読む
- 作業の流れのどの場面に関係するかを確認する
- 名称ではなく説明全体の役割に注目する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
プログラミングツールは、実行中のデータ確認、動作の模擬、実行経路の追跡、プログラム構造の探索、ソースコード編集などで役割が異なる。各選択肢は名称と機能の対応を確認する問題です。
理由
インスペクタは、プログラム実行時の変数などのデータ内容を表示して確認する。したがって、実行中のデータを表示するという説明が適切です。
比較
シミュレータは動作環境の模擬、トレーサは実行経路の追跡、ブラウザはプログラムの機能やデータ定義の探索に関係する。ソースコードの編集はエディタの役割です。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。インスペクタは、プログラムの実行中に変数などのデータ内容を確認・表示するためのツールである。したがって、実行時のデータを表示するという説明は、インスペクタの役割と一致している。
選択肢イ
これは不正解だよ。シミュレータは、実際の環境を模擬してプログラムの動作を確認するためのものであり、プログラム内またはプログラム間の実行経路を表示する機能の説明ではない。実行経路の追跡と実行環境の模擬を取り違えている。
選択肢ウ
これは不正解だよ。トレーサは、プログラムの実行経路を追跡して確認するためのツールであり、プログラム単位の機能説明やデータ定義を探索しやすくするものではない。その説明は、トレーサの役割とは異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。ブラウザは、プログラムの構成や機能、データ定義などを参照・探索するためのツールである。文字の挿入、削除、置換によるソースコード編集はエディタの役割なので、ブラウザの説明としては誤りである。
学習のポイント
ツール名と観察対象・操作対象の対応を整理して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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