NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

令和5年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示する例として,最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    Webブラウザにプラグインを組み込み,動画やアニメーションを表示する。
  2. イ
    地図上のカーソル移動に伴い,Webページを切り替えずにスクロール表示する。
  3. ウ
    鉄道経路の探索結果上に,各鉄道会社のWebページへのリンクを表示する。
  4. エ
    店舗案内のWebページ上に,他のサイトが提供する地図検索機能を利用して得た情報を表示する。
解き方のヒントを見る

利用場面から技術の役割を捉える

Web技術の活用形態を見分けるときは、名称の印象ではなく、その技術が利用場面の中でどの役割を担っているかに着目することが大切です。何と何の間で、何を実現するために使われているのかを一つの観点として整理してみましょう。

この問題で問われていること

問われているのは、用語の定義の暗記よりも、ある利用場面においてその技術が果たす役割を正しく対応付けられるかどうかです。役割の対応に絞って、場面の記述と技術の目的が噛み合っているかを検討する姿勢が求められます。

視点

Web技術は、同じ仕組みでも使われる場面によって役割が変わることがあります。利用例を検討する際は、技術の名前から連想するのではなく、その場面で誰(何)が、どの相手と、どのような目的でやり取りしているかという役割の面から捉えると、判断の軸がぶれにくくなります。

確認ポイント

  • その場面で技術を利用している主体と、やり取りの相手が何かを確認する
  • その技術が場面の中で実現しようとしている目的を、自分の言葉で言い表せるか確認する
  • 名称の印象ではなく、場面の記述と技術の役割が対応しているかで判断しているか見直す
正解と解説を見る

正解

エ

解説

マッシュアップとは、複数のWebサービスが提供する情報や機能を組み合わせて、新しいWebコンテンツとして表示することです。外部サイトの地図検索機能を店舗案内に組み込む例が該当する。

理由

店舗案内のWebページで、他サイトが提供する地図検索機能を利用して得た情報を表示する例は、自サイトの情報と外部サービスの機能を組み合わせている。このような連携によるコンテンツ生成がマッシュアップです。

比較

プラグインによる動画表示はブラウザへの機能追加、ページを切り替えないスクロール表示は画面操作の方式、リンク表示は単なる参照先の提示です。いずれも複数のWebサービスを組み合わせて新しい情報を表示する説明ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。Webブラウザにプラグインを組み込み、動画やアニメーションを表示するのは、ブラウザの機能を拡張してコンテンツを再生する例である。外部サイトの情報や機能を組み合わせて新しいWebコンテンツを作るマッシュアップの説明には当たらない。

選択肢イ

これは不正解だよ。地図上のカーソル移動に伴って、Webページを切り替えずにスクロール表示するのは、ページ内の表示方法や操作性に関する説明である。複数のWebサービスや外部データを組み合わせて表示する仕組みを示していない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。鉄道経路の探索結果上に各鉄道会社のWebページへのリンクを表示するのは、探索結果から関連ページへ移動できるようにするリンクの提示である。外部サービスの機能や情報を組み合わせて表示するマッシュアップとは異なる。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。店舗案内のWebページ上で、他のサイトが提供する地図検索機能を利用して得た情報を表示している。自サイトの案内と外部サイトの機能・情報を組み合わせ、新しいWebコンテンツとして提供しているため、マッシュアップの適切な例である。

学習のポイント

マッシュアップと、ブラウザ機能や画面表示方式との違いを理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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