NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問13
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア10
- イ26
- ウ90
- エ212
解き方のヒントを見る
ネットワーク用語を比べる視点
ネットワーク分野の用語問題では、語の定義だけでなく、対象となる層、役割、適用範囲、前提条件をそろえて各説明を読み、同じ観点で比較できる情報を整理してから判断しましょう。
この問題で問われていること
今回の確認では、各選択肢が説明している用語の役割と、どの範囲・条件で成り立つ説明なのかに注目し、用語同士の似た部分と異なる部分を同じ基準で照らし合わせることに集中してください。
視点
用語と説明を対応づける際は、名称の印象に流されず、役割、対象範囲、利用される場面、前提となる条件を分けて整理します。説明の主語と対象が一致しているかも確認しましょう。
確認ポイント
- 説明の主語と対象となる用語が対応しているか確認する
- 役割・対象範囲・利用場面を同じ基準で整理する
- 前提条件や適用範囲が説明の中でずれていないか確認する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
サブネットマスク255.255.255.224は末尾オクテットを32個単位に分割する。IPアドレス90は、属する範囲の先頭から26番目の位置に当たるため、ホストアドレスは26です。
理由
255.255.255.224では、末尾オクテットのホスト部に使える範囲が32個単位になる。IPアドレスの末尾90について、32の倍数で区切った範囲の先頭は64です。したがって、ホストアドレスは90−64=26となる。式は90(アドレス値)−64(サブネット先頭値)=26(ホストアドレス)です。
比較
212はIPアドレス全体の先頭オクテット、90は末尾オクテットそのもの、10はサブネット先頭64からの差ではありません。正しいホストアドレスは、対象サブネットの先頭から測った相対値で判断する必要がある。
選択肢ア
これは不正解だよ。10は、IPアドレスの末尾90から得られるホスト部の位置ではない。サブネットマスク255.255.255.224では32個単位で範囲が区切られ、90が属する範囲の先頭は64になるため、先頭からの差は90−64=26(アドレス値)である。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。サブネットマスク255.255.255.224は、末尾オクテットを32個単位で分割する。90が属する範囲は64から95なので、サブネット先頭の64を基準にすると、90−64=26(アドレス値)となる。この相対位置がホストアドレスである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。90はIPアドレスの末尾オクテットに記された値そのものであり、サブネット先頭からの相対的なホストアドレスではない。255.255.255.224では範囲の先頭が64になるため、90−64=26(アドレス値)と求める。
選択肢エ
これは不正解だよ。212はIPアドレス212.62.31.90の先頭オクテットであり、末尾オクテット内のホストアドレスを表さない。サブネットの区切りは末尾で32個単位となるため、90が属する範囲の先頭64からの差を求める必要がある。
学習のポイント
サブネットの区切り幅と、IPアドレスのホスト部を求める計算方法を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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