NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア2
- イ4
- ウ8
- エ16
解き方のヒントを見る
通信品質の数値を読む視点
通信品質の評価では、示された数値を単独で見るのではなく、どの指標が何を表し、提示された条件と結果が同じ基準で対応しているかを整理して考えます。単位や方向性にも注意し、意味の異なる指標を混同しないことが重要です。
この問題で問われていること
確認する観点は、数値の大小そのものではなく、評価対象の指標と観測結果の対応関係です。各値の単位、測定対象、比較する条件をそろえて、解釈の前提にずれがないかを見ます。
視点
通信品質を評価する数値には、それぞれ測定対象や解釈の前提があります。値の意味、単位、比較条件を対応づけ、同じ尺度で結果を読める状態かを確認しましょう。
確認ポイント
- 各数値がどの品質指標を表すかを確認する
- 単位と測定対象が比較の前提と合っているかを見る
- 条件と結果を同じ基準で対応づけて解釈する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
200、000バイトは1、600、000ビットであり、平均ビット誤り率1×10⁻⁵を掛けると平均誤りビット数は16ビットとなる。低誤り率で複数誤りが同一電文に入る場合を無視する公式想定の近似では、誤りが発生する電文数も平均16個と見積もる。
理由
総ビット数は200、000バイト×8ビット/バイト=1、600、000ビットです。平均誤りビット数は1、600、000ビット×1×10⁻⁵=16ビットとなる。公式問題の想定では、低誤り率のため複数の誤りが同じ電文に集中する分を無視し、誤りが発生する電文数を平均16個と近似する。
比較
平均ビット誤り率だけでは、誤りの独立性や分布が指定されていないため、誤りを含む電文数の厳密な期待値までは定まらない。したがって、1−(1−p)^nのような厳密計算を公式条件から断定せず、総ビット数×誤り率による近似として扱う。
選択肢ア
これは不正解だよ。公式条件から得られる総ビット数は200,000バイト×8ビット/バイト=1,600,000ビットで、平均誤りビット数は16ビットとなる。2という値は、与えられたデータ量と平均ビット誤り率から得られる近似値と一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。100バイトを1電文としても、誤り数の基準となる総ビット数は1,600,000ビットである。これに1×10⁻⁵を掛けた平均値は16ビットであり、4という値になる条件や単位換算は問題文から確認できない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。200,000バイトをビット換算すると1,600,000ビットで、平均ビット誤り率を適用した結果は16ビットである。8はバイトからビットへの換算係数ではあるが、誤りが発生する電文数そのものではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。総ビット数は200,000バイト×8ビット/バイト=1,600,000ビット、平均誤りビット数は1,600,000ビット×1×10⁻⁵=16ビットである。複数誤りが同一電文に入る分を無視する低誤り率近似で、平均16電文と見積もる。
学習のポイント
ビット誤り率から電文単位の誤り数を見積もるときの単位換算と近似条件を学ぶ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針