NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アDMZ
- イフォワードプロキシ
- ウプロキシARP
- エリバースプロキシ
解き方のヒントを見る
リクエスト経路を整理する視点
各方式を判断するときは、名称や印象だけで決めず、利用者から送られた要求が、どの境界を通り、どの段階で別の処理主体へ渡るのかを図にして比べます。その際、入口・中継点・最終処理先の関係を同じ粒度で並べます。
この問題で問われていること
今回の検討では、方式名の暗記ではなく、一つの要求を出発点から処理結果に至るまで追跡し、途中の受け渡し地点と、各地点が担う責任の境界を同じ観点で比較することに集中します。
視点
要求の流れを時系列に並べ、誰が受け取り、誰へ渡し、どこで処理の責任が切り替わるように説明されているかを整理します。
確認ポイント
- 要求の出発点と到達点をそろえて読めているか
- 途中の受け渡し地点を流れに沿って確認したか
- 各地点の役割と責任の境界を混同していないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
インターネットからWebサーバへのリクエストを受け取り、Webサーバへ中継する仕組みはリバースプロキシです。
理由
リバースプロキシはWebサーバの前段に配置され、外部から受け取ったリクエストを適切なWebサーバへ中継する。設問の通信方向と一致する。
比較
DMZは外部公開用サーバなどを置くネットワーク領域であり、プロキシARPは代理応答を行うARP機能です。フォワードプロキシは主に内部利用者の外部接続を中継する。
選択肢ア
これは不正解だよ。DMZはインターネット側に公開するサーバなどを配置するためのネットワーク領域であり、インターネットから届いたリクエストをWebサーバへ中継する仕組みそのものを指す用語ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。フォワードプロキシは、主に組織内の利用者がインターネット上のWebサイトへ接続するときに、利用者側の代理として通信を中継する。設問の外部からWebサーバへの向きとは異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。プロキシARPは、ある機器の代わりにARP応答を返して通信相手に自身のMACアドレスを知らせる機能である。Webリクエストを受けてサーバへ中継するプロキシ方式ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。リバースプロキシはWebサーバの前段で外部からのリクエストを受け付け、背後にあるWebサーバへ中継する。インターネットからWebサーバへ向かう設問の通信に該当する。
学習のポイント
プロキシは通信の向きと配置によって役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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