NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問14

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

サブネットマスクが255.255.255.0である四つのネットワーク192.168.32.0,192.168.33.0,192.168.34.0,192.168.35.0を,CIDRを使ってスーパーネット化したとき,ネットワーク番号とサブネットマスクの適切な組合せはどれか。
CIDRによる四つのネットワークのスーパーネット化について,ネットワーク番号とサブネットマスクの組合せを示す選択肢表。
CIDRによる四つのネットワークのスーパーネット化について,ネットワーク番号とサブネットマスクの組合せを示す選択肢表。

選択肢

  1. ア
    192.168.32.0 255.255.248.0
  2. イ
    192.168.32.0 255.255.252.0
  3. ウ
    192.168.35.0 255.255.248.0
  4. エ
    192.168.35.0 255.255.252.0
解き方のヒントを見る

IPアドレス範囲を読むための視点

IPアドレスの範囲を考えるときは、表記された境界がどの単位で区切られているかに注目し、固定部分と変化部分、範囲の始点・終点、所属関係を順に整理します。

この問題で問われていること

この問題では、アドレス全体を一度に計算するのではなく、ビットの境界が示す区分と、各区分が範囲の広さや連続性にどう関係するかを確認することに集中します。

視点

ビット境界を手掛かりに、固定される部分と変化し得る部分を分けて捉えます。個々の値を急いで決めず、範囲の連続性、境界位置、表記上の区切りが互いに整合しているかを確認すると、検討の軸を保てます。

確認ポイント

  • 境界として扱う位置が、アドレス表記のどの部分に対応しているか確認する。
  • 固定部分と変化する部分を分け、範囲の広さとの関係を整理する。
  • 始点・終点の扱いと、示された範囲が連続しているかを見直す。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

四つの/24ネットワークを一つに集約するには、必要なアドレス範囲を表すプレフィックス長と、集約範囲の先頭となるネットワーク番号を確認する。

正答の理由

各ネットワークは/24で、四つを集約するためのアドレス数は4個の/24単位、つまり4×256個=1、024アドレスです。1、024アドレスは/22に相当し、サブネットマスクは255.255.252.0となる。対象範囲の先頭は192.168.32.0です。

比較のポイント

255.255.248.0は/21で、/24を8個分含むため、四つだけを集約する条件より範囲が広い。また、192.168.35.0は対象範囲の末尾側のアドレスであり、集約後のネットワーク番号としては使えない。

選択肢ア

これは不正解だよ。192.168.32.0は集約範囲の先頭として適切だが、255.255.248.0は/21であり、/24を8個分まとめる大きさになる。問題の対象は四つの/24なので、必要な範囲より広く、条件に一致しない。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。四つの/24は4×256アドレス=1,024アドレスで、CIDRでは/22に集約できる。/22のサブネットマスクは255.255.252.0であり、対象範囲の先頭である192.168.32.0と組み合わせると条件に一致する。

選択肢ウ

これは不正解だよ。255.255.248.0は/21で、四つの/24をまとめる条件に対して範囲が広すぎる。さらに192.168.35.0は対象となる四つのネットワークの末尾側であり、集約範囲の先頭を示すネットワーク番号にならない。

選択肢エ

これは不正解だよ。255.255.252.0は/22で、四つの/24をまとめる大きさとして適切である。しかし192.168.35.0は集約対象の末尾側に位置し、/22で集約したネットワークの先頭番号ではないため、組合せ全体は不適切である。

学習のポイント

連続ネットワークの個数からCIDRのプレフィックス長を求め、境界に合う先頭アドレスを選ぶ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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