NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問1
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア0.02
- イ0.08
- ウ0.16
- エ1.6
解き方のヒントを見る
データ伝送時間問題の条件整理
データ量や伝送速度など、問題文に現れる条件の意味と単位をそろえ、どの区間の時間を問うているかを整理してから、値同士の関係を落ち着いて確認する。通信の向きや、時間に含める範囲も見落とさない。
この問題で問われていること
確認の中心は、与えられた各量が何を表し、同じ基準で比較できる状態かという一点です。単位の大小、対象区間、送受信のどちらを指すかを読み分け、計算前の条件解釈に食い違いがないか点検しましょう。
視点
数値を扱う前に、データ量・速度・時間がそれぞれどの対象と範囲に対応するかを整理します。単位や接頭語だけでなく、通信経路や処理範囲の前提がそろっているかを確認すると、読み違いに気づきやすくなります。
確認ポイント
- データ量・速度・時間に付いている単位と接頭語を確認する
- 測定対象が通信そのものか、前後の処理を含むかを確認する
- 送信側・受信側・経路のどの区間を指す条件かを確認する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
1、000バイトのレコードを1、000件送るため、総データ量は8、000、000ビットとなる。伝送効率50%を反映した実効速度は50、000、000ビット/秒なので、伝送時間は0.16秒です。
計算理由
総データ量は1、000バイト×1、000件×8ビット/バイト=8、000、000ビット。実効速度は100、000、000ビット/秒×0.5=50、000、000ビット/秒であり、伝送時間は8、000、000ビット÷50、000、000ビット/秒=0.16秒となる。
選択肢の比較
ア0.02秒、イ0.08秒、エ1.6秒は、公式設問の総データ量、100Mビット/秒の回線速度、50%の伝送効率を同時に反映した計算結果と一致しない。数値だけから特定の誤計算手順を断定せず、条件と単位の不一致として確認する。
選択肢ア
これは不正解だよ。0.02秒は、1,000バイトのレコードを1,000件送る総データ量を8ビット/バイトで換算し、さらに伝送効率50%を反映した結果とは一致しない。公式条件から得られる時間は0.16秒であり、値が小さすぎる。
選択肢イ
これは不正解だよ。0.08秒は、総データ量8,000,000ビットと、効率50%を反映した実効速度50,000,000ビット/秒から求める時間とは一致しない。レコード数、バイトからビットへの換算、効率の条件を含めると0.16秒になる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。総データ量は1,000バイト×1,000件×8ビット/バイト=8,000,000ビット。実効速度は100,000,000ビット/秒×50%=50,000,000ビット/秒なので、8,000,000÷50,000,000=0.16秒となる。
選択肢エ
これは不正解だよ。1.6秒は、公式条件から計算される0.16秒の10倍であり、100Mビット/秒の回線速度、50%の伝送効率、総データ量8,000,000ビットを反映した伝送時間とは一致しない。単位と条件を確認すると採用できない。
学習のポイント
バイトからビットへの換算と、伝送効率を実効速度へ反映する計算
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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