DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

令和7年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

エクストリームプログラミング(XP)のプラクティスとして,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    1週間の労働時間は,チームで相談して自由に決める。
  2. イ
    ソースコードの再利用は,作成者だけが行う。
  3. ウ
    単体テストを終えたプログラムは,すぐに結合して,結合テストを行う。
  4. エ
    プログラミングは1人で行う。
解き方のヒントを見る

実践手法を見極める基本視点

各選択肢を個別に暗記するのではなく、開発の進め方、チームの協働、変化への向き合い方という観点をそろえて読み、説明の前提と対象範囲が一致しているかを確かめましょう。

この問題で問われていること

この問題では、用語の印象や一部の表現に引っ張られず、説明が示す実践の目的と適用される場面の対応関係だけに注目して整理してください。

視点

実践手法を比較するときは、名称の知識だけで判断せず、誰が、いつ、何を対象に、どのような制約の下で行う説明なのかを切り分けます。そのうえで、説明全体の焦点が一貫しているかを確認します。

確認ポイント

  • 説明の主語と対象が、開発活動のどの範囲を指しているか確認する
  • 継続的な活動と一時的な活動を混同していないか、時間軸を確認する
  • 目的、役割、進め方の説明が互いに矛盾していないか確認する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

XPは、短い開発サイクルでテストと統合を繰り返し、問題を早期に発見して修正するアジャイル開発のプラクティスです。個人に作業やソースコードを固定せず、協調して開発する点も特徴です。

理由

単体テストを終えたプログラムを速やかに統合し、結合テストを行うのは、XPにおける継続的インテグレーションの考え方に合致する。早期に統合することで、競合や不具合を小さい範囲で発見しやすくなる。

比較

XPでは、持続可能なペース、共同所有、ペアプログラミングなども重視される。労働時間を無制限に自由決定したり、作成者だけが再利用したり、1人だけでプログラミングしたりする考え方ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。XPでは、開発者が長時間労働を続けるのではなく、持続可能なペースで作業することを重視する。1週間の労働時間をチームで自由に決めるという説明は、XPのプラクティスを正しく表していない。

選択肢イ

これは不正解だよ。XPでは、ソースコードを特定の作成者だけが扱うのではなく、チーム全体で共有し、誰でも改善や修正を行える共同所有を重視する。作成者だけに再利用を限定する説明は適切ではない。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。XPでは、単体テストを終えたプログラムを速やかに統合し、結合テストを行う継続的インテグレーションを重視する。早期統合によって、競合や不具合を早く発見して修正できる。

選択肢エ

これは不正解だよ。XPでは、プログラミングを1人だけで行うのではなく、ペアプログラミングによって2人で設計や実装を確認しながら進める方法を重視する。知識共有や品質向上にもつながるため、この説明は適切ではない。

学習のポイント

XPの代表的なプラクティスと、継続的インテグレーションの考え方を学ぶ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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