DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問1
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アグラフはノード,リレーションシップ,プロパティで示すことができる。
- イノードはプロパティをもつことができるが,リレーションシップはプロパティをもつことができない。
- ウプロパティは,主語,述語,目的語のトリプルと呼ばれるデータ構造で表す。
- エリレーションシップは開始ノード,終了ノードともに複数のノードに接続することができる。
解き方のヒントを見る
構成要素を役割から見直す視点
各選択肢を用語の印象だけで判断せず、構成要素が何を表し、どの関係で結び付くものとして説明されているかを軸に、定義と役割の対応を丁寧に照合しましょう。
この問題で問われていること
確認する観点は、説明中の各要素の役割と、要素同士の関係が一貫して対応しているかどうかです。名称の似ている語ではなく、文脈上の責務に注目して整理します。
視点
用語を単独で暗記するのではなく、説明の中で担っている役割と、他の要素との関係を対応付けて読み取りましょう。
確認ポイント
- 各要素の役割が説明全体と矛盾していないか
- 要素同士の関係が同じ観点で整理されているか
- 用語の印象ではなく文中の役割に基づいて判断しているか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
プロパティグラフは、ノードとノード間のリレーションシップにプロパティを付加してグラフを表現するデータモデルです。
理由
プロパティグラフでは、グラフをノードとリレーションシップで構成し、ノードやリレーションシップにプロパティを付加して情報を表現できる。この定義に一致する記述が適切です。
比較
トリプルで主語・述語・目的語を表すのはRDFなどで用いられる考え方であり、プロパティグラフの基本構造とは異なる。また、通常のリレーションシップは開始ノードと終了ノードを結ぶ。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。プロパティグラフは、ノードとノード間のリレーションシップによってグラフを表し、さらにプロパティを付加して各要素の属性や関係に関する情報を表現できる。この説明はプロパティグラフの基本的な構造と一致している。
選択肢イ
これは不正解だよ。ノードがプロパティをもつことができるという前半は正しいが、リレーションシップはプロパティをもつことができないという後半が誤りである。プロパティグラフでは、リレーションシップにも属性情報を付加できる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。主語、述語、目的語のトリプルは、RDFなどで用いられるデータ表現である。プロパティグラフのプロパティを説明する構造ではなく、プロパティグラフの基本要素の関係を述べたものでもない。
選択肢エ
これは不正解だよ。一般的なリレーションシップは、開始ノードと終了ノードを結ぶ関係として表現される。個々のリレーションシップが開始側・終了側の双方で複数のノードに接続するという説明は、基本的な構造と一致しない。
学習のポイント
ノード、リレーションシップ、プロパティの役割を正確に区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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