DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和3年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインシデントレスポンス(対応)→検知/連絡受付→トリアージ
- イインシデントレスポンス(対応)→トリアージ→検知/連絡受付
- ウ検知/連絡受付→インシデントレスポンス(対応)→トリアージ
- エ検知/連絡受付→トリアージ→インシデントレスポンス(対応)
解き方のヒントを見る
手順の前後関係を見極める視点
各段階の名称を暗記するのではなく、目的・前提・成果物のつながりに注目し、ある作業が次の判断や行動を可能にする関係かを確認して、全体の並びを検討しましょう。また、途中で得た情報が後続の見直しにどう影響するかも意識します。
この問題で問われていること
一つの観点として、各手順が何を明らかにし、次の手順に何を引き渡すのかを整理してください。開始条件と完了条件、情報の更新、再確認が必要になる場面の関係を見ると、順序の妥当性を比較しやすくなります。
視点
インシデント対応の手順を考えるときは、個々の用語の印象よりも、作業間の依存関係を捉えることが大切です。各項目について、何を目的とし、どの情報や判断を前提とし、終了時に何が残るのかを短く書き出してから、前後を照合します。
確認ポイント
- 各項目の開始条件と、その前に必要な情報が対応しているか確認する
- 実施後に得られる記録・判断・状態が、次の作業の前提になっているか確認する
- 途中で状況が変わった場合に、再確認や見直しが必要となる関係を整理する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
インシデントハンドリングは、まずインシデントを検知して連絡を受け付け、次に内容や緊急性などを確認・分類するトリアージを行い、その結果に応じてインシデントレスポンスとして対応する順序で進める。したがって適切なのはエです。
理由
インシデントハンドリングでは、最初に異常やインシデントを検知し、連絡を受け付ける。その後、得られた情報を基にトリアージを行い、影響度や緊急性などを整理してから、必要なインシデントレスポンスへ進む。
比較
ア、イ、ウは、対応を検知・連絡受付より前に置くか、トリアージより前に置いているため、工程の前後関係が不適切です。エは、検知・連絡受付、トリアージ、インシデントレスポンスの順になっている。
選択肢ア
これは不正解だよ。インシデントレスポンス(対応)は、インシデントの発生を検知して連絡を受け付け、さらにトリアージで状況や優先度を整理した後に行う工程である。この選択肢は対応を最初に置いており、必要な情報を収集・評価する前に対応を開始する順序になっているため不適切である。
選択肢イ
これは不正解だよ。トリアージは、検知や連絡受付によって得られたインシデント情報を確認し、扱いを判断する工程である。そのため、対応を最初に置き、検知/連絡受付を最後に置くこの順序では、判断や対応の前提となる情報の流れと一致しない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。検知/連絡受付を最初に置いている点は適切だが、その直後にインシデントレスポンス(対応)を行い、トリアージを後にしている。通常は対応方針を決めるために先にトリアージで状況を整理するため、この前後関係が誤りである。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。まずインシデントを検知し、連絡を受け付ける。次にトリアージで受け付けた情報を確認・分類し、優先度や対応方針を整理する。その結果を踏まえてインシデントレスポンス(対応)を行うため、検知/連絡受付→トリアージ→対応の順序が適切である。
学習のポイント
検知・受付、トリアージ、対応という各工程の目的と前後関係を覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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