DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和2年度10月 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アダイス
- イデータクレンジング
- ウドリルダウン
- エロールアップ
解き方のヒントを見る
集計軸を切り替える前の確認
多次元分析では、表示や比較の切替を急がず、何を一つのまとまりとして捉え、どの観点同士を比べたいのかを先に整理すると、各操作の意味を落ち着いて十分に検討できます。
この問題で問われていること
確認する観点は、集計軸を変えたときに分析の対象範囲と比較の単位がどう対応し直されるかです。切替前後で、同じ情報を別の見方で扱っているかを丁寧に見比べてください。
視点
集計軸の切替を考えるときは、画面上の並びだけで判断せず、分析対象、まとめ方、比較の基準という関係を順に整理します。見た目の変化と、解釈の変化を分けて考えることが大切です。
確認ポイント
- 切替の前後で、分析対象の範囲が同じかを確認する
- 何を一つの単位として比較しているかを確認する
- 表示の変化と意味の変化を分けて確認する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
正答はアのダイスです。OLAPで複数の次元をもつデータについて、集計の観点をある軸の組合せから別の軸の組合せへ切り替える操作をダイスといいます。
理由
問題では、商品・販売チャネルごとの集計から、商品・顧客タイプごとの集計へと、利用する分析軸の組合せを変更しています。このように多次元データを別の断面で集計し直す操作がダイスです。
比較
ドリルダウンは階層を詳細な方向へ掘り下げ、ロールアップは上位の集計へまとめる操作です。データクレンジングは分析前に誤りや不整合を修正する処理であり、集計軸を切り替えるOLAP操作ではありません。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。ダイスは、商品、販売チャネル、時間、顧客タイプなど複数の次元で構成されたデータについて、集計する軸の組合せを変更して別の視点から分析する操作です。設問の切替え内容に一致します。
選択肢イ
これは不正解だよ。データクレンジングは、入力データの誤記、欠損、重複、形式の不統一などを確認して修正する前処理です。商品や顧客タイプなど、OLAPの集計軸を別の組合せへ切り替える操作を指しません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ドリルダウンは、年から月、月から日など、階層構造をより詳細なレベルへ掘り下げて集計を見る操作です。設問は時間などの階層を細分化するのではなく、分析に用いる軸の組合せを変更しています。
選択肢エ
これは不正解だよ。ロールアップは、日から月、月から年など、階層を上位へまとめて粗い粒度で集計する操作です。設問のように販売チャネル軸から顧客タイプ軸へ分析の切り口を切り替える内容とは異なります。
学習のポイント
OLAPの代表的な操作を、集計軸の切替えや階層移動との違いで整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和2年度10月 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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