AUシステム監査技術者試験 午前Ⅰ
令和7年度秋期 システム監査技術者 午前Ⅰ 問6
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アFIFO
- イLFU
- ウLIFO
- エLRU
解き方のヒントを見る
置換方式を考えるための一つの視点
この問題では、用語の印象や名前だけで判断せず、メモリ上の限られた場所に新しい内容を入れる場面を想定し、何を基準に扱うかという観点に絞って、説明同士の違いを読み取りましょう。
この問題で問われていること
確認する観点は、空きがないときに、どの情報を入れ替える判断の根拠が説明されているかです。選択肢を読んだら、対象・判断基準・入れ替えの単位が同じ話として対応しているかだけを比べてください。
視点
限られた記憶領域を扱う説明では、いつ判断が必要になり、何を基準として対象を扱うのかを分けて読みます。用語の響きではなく、説明の主語と判断の根拠に注目しましょう。
確認ポイント
- 判断が必要になる場面を確認する
- 説明中の判断基準に注目する
- 対象と処理の単位が対応しているか見る
正解と解説を見る
正解
エ
解説
C2はロード時刻が最も古いブロックではなく、最終参照時刻が最も古いブロックです。LRUは最近参照されていないブロックを置換するため、C2が対象になります。
理由
表ではC2の最終参照時刻が0:05で、C0の0:08、C1の0:06、C3の0:10より古い状態です。LRUは最も長い間参照されていないブロックを置換するアルゴリズムなので、C2が置換対象になります。
比較
FIFOとLIFOはロード時刻の順序、LFUは参照回数を基準にします。一方、LRUは参照回数の多寡ではなく、最後に参照されてからの経過時間を基準にする点が重要です。
選択肢ア
これは不正解だよ。FIFOはFirst In, First Outの略で、キャッシュへロードされた時刻が最も古いブロックを置換します。表ではC0が0:00にロードされており、C2の0:04より先にロードされているため、最終参照時刻が最も古いC2を選ぶ根拠にはなりません。
選択肢イ
これは不正解だよ。LFUはLeast Frequently Usedの略で、参照回数が最も少ないブロックを置換します。表の参照回数ではC1が1回で最少であり、C2の3回とは異なります。したがって、C2を対象とする判定基準ではありません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。LIFOはLast In, First Outの略で、最後にロードされたブロックを置換します。ロード時刻が最も新しいのは0:05のC3であり、0:04にロードされたC2ではありません。最終参照時刻の古さを使う方式とも異なります。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。LRUはLeast Recently Usedの略で、最後に参照されてから最も時間が経過したブロックを置換します。最終参照時刻はC2が0:05で最も古く、C0の0:08、C1の0:06、C3の0:10より前なので、C2が対象になります。
学習のポイント
FIFO・LFU・LIFO・LRUが基準とする履歴情報の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅰ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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