AUシステム監査技術者試験 午前Ⅰ
平成30年度春期 システム監査技術者 午前Ⅰ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア4.17×10⁻¹¹
- イ3.33×10⁻¹⁰
- ウ4.17×10⁻⁵
- エ3.33×10⁻⁴
解き方のヒントを見る
ビット誤り率を考える視点
通信品質を比べるときは、観測したデータと誤りとして扱う条件の関係に注目し、何を分母・比較対象にしているかを問題文の定義と照らし合わせて整理しましょう。単位や観測範囲も確認すると、数値の意味を取り違えにくくなります。
この問題で問われていること
この問題では、通信の結果を評価する対象と、誤りを数える範囲が同じ基準で設定されているかを確認することに集中しましょう。表記だけで判断せず、定義の対応関係を見ます。
視点
数値を扱う前に、評価対象・観測範囲・誤りの扱いがどのように対応しているかを整理し、用語の意味が一貫しているかを確認しましょう。
確認ポイント
- 評価対象が何かを確認する
- 観測する範囲や単位を確認する
- 誤りとして数える条件との対応を確認する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
100秒間に送信されるビット数は、30 Mビット/秒×100秒=3.0×10^9ビットです。平均1ビットの誤りなので、ビット誤り率は1ビット÷3.0×10^9ビット=3.33×10^-10となる。
理由
100秒間の総送信ビット数は、30×10^6ビット/秒×100秒=3.0×10^9ビットです。したがって、ビット誤り率は1ビット÷3.0×10^9ビット=3.33×10^-10であり、選択肢イに一致する。
比較
ビット誤り率は、誤りビット数を総送信ビット数で割った値です。伝送速度をビット/秒のまま時間と掛け合わせ、Mを10^6ビットとして扱うことが重要で、時間や単位の換算を誤ると大きく異なる値になる。
選択肢ア
これは不正解だよ。公式条件では100秒間に3.0×10^9ビットを送信するため、1ビット誤りの割合は3.33×10^-10である。この値はそれより8分の1と小さく、総ビット数または換算条件が一致していない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。100秒間の送信ビット数は30×10^6ビット/秒×100秒=3.0×10^9ビットである。平均1ビットの誤りを割ると、1ビット÷3.0×10^9ビット=3.33×10^-10となり、公式条件に一致する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。公式条件から得られる割合は、1ビットを3.0×10^9ビットで割った値である。この選択肢は正しい値の1.25×10^5倍で、Mビットや送信時間を含む総ビット数の扱いが一致しない。
選択肢エ
これは不正解だよ。30 Mビット/秒を100秒送信すると総量は3.0×10^9ビットになり、1ビット誤りの率は10^-10のオーダーである。この値は正しい値の10^6倍で、単位または時間の換算が公式条件と合わない。
学習のポイント
伝送速度と時間から総ビット数を求め、誤りビット数との比を計算する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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