AUシステム監査技術者試験 午前Ⅰ

平成26年度春期 システム監査技術者 午前Ⅰ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

BABOKの説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    ソフトウェア品質の基本概念,ソフトウェア品質マネジメント,ソフトウェア品質技術の三つのカテゴリから成る知識体系
  2. イ
    ソフトウェア要求,ソフトウェア設計,ソフトウェア構築,ソフトウェアテスティング,ソフトウェア保守など10の知識エリアから成る知識体系
  3. ウ
    ビジネスアナリシスの計画とモニタリング,引き出し,要求アナリシス,基礎コンピテンシなど七つの知識エリアから成る知識体系
  4. エ
    プロジェクトマネジメントに関するスコープ,タイム,コスト,品質,人的資源,コミュニケーション,リスクなど九つの知識エリアから成る知識体系
解き方のヒントを見る

位置づけを見極めるための確認視点

各選択肢を覚えた定義と照合するのではなく、対象となる活動、扱う範囲、利用する目的の関係に注目し、全体像の中でどの役割を説明しているかを丁寧に順序立てて整理しましょう。

この問題で問われていること

判断の中心は、用語そのものの印象ではなく、説明が示す対象・目的・適用範囲の組み合わせです。選択肢ごとにこの三点の対応関係を同じ基準で落ち着いて確認してください。

視点

知識体系の位置づけを考えるときは、個別の手法や成果物に飛びつかず、まず説明の主語と役割を捉えます。そのうえで、どの活動を支える説明なのか、他の領域とどう関係するのかを同じ観点で読み比べると、表現の違いに流されにくくなります。

確認ポイント

  • 説明の主語が何を指しているかを確認する
  • 対象と目的の対応関係を一貫した基準で比べる
  • 全体の中での役割と境界を読み取る
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

BABOKはビジネスアナリシスに関する知識体系であり、計画とモニタリング、引き出し、要求アナリシスなど七つの知識エリアから構成されます。

理由

正答はウです。ウは、ビジネスアナリシスに関する計画とモニタリング、引き出し、要求アナリシス、基礎コンピテンシなど七つの知識エリアから成る知識体系と説明しており、BABOKの内容に一致します。

比較

他の選択肢は、ソフトウェア品質、ソフトウェア開発、プロジェクトマネジメントを中心とする知識体系の説明です。BABOKはこれらではなく、ビジネスアナリシスを対象にした知識体系である点を区別します。

選択肢ア

これは不正解だよ。この説明は、ソフトウェア品質の基本概念、品質マネジメント、品質技術という三つのカテゴリを扱っている。一方、BABOKはソフトウェア品質を中心とする体系ではなく、ビジネスアナリシスに関する知識体系であるため、対象分野が一致しない。

選択肢イ

これは不正解だよ。この説明は、ソフトウェア要求、設計、構築、テスティング、保守など、ソフトウェア開発の工程や領域を扱う十の知識エリアを示している。BABOKが対象とするビジネスアナリシスの知識体系とは分野が異なる。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。ビジネスアナリシスの計画とモニタリング、引き出し、要求アナリシス、基礎コンピテンシなど七つの知識エリアから成るという説明は、BABOKが対象とする知識体系と一致している。

選択肢エ

これは不正解だよ。この説明は、プロジェクトマネジメントのスコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスクなど九つの知識エリアを扱っている。BABOKはプロジェクトマネジメント全般ではなく、ビジネスアナリシスを対象とする。

学習のポイント

知識体系は対象分野と知識エリアの組合せで見分ける。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅰ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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