SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
令和7年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア応答時問に最も影響があるボトルネックだけに着目して、 適切な変更を行うことによって、 そのボトルネックの影響を低減又は排除することである。
- イシステムの現在の応答時問を調査して、 長期的に監視することによって、 将来を含めて応答時問を維持することである。
- ウソフトウェアとハードウェアをチューニングして、 現状の処理能力を最大限に引き出して、 スループットを向上させることである。
- エパフォーマンスの問題はリソースの過剰使用によって発生するので、 特定のリソースの有効利用を向上させることである。
解き方のヒントを見る
午前I 問05:キャパシティプランニングは“先回りの準備”だよ
キャパシティプランニングは、今のシステムがどれくらい余裕をもって動いているかを確認しつつ、将来アクセスや処理量が増えたときにも困らないように、CPU・メモリ・ディスク・ネットワークなどの資源を計画する活動だよ。目の前の遅い部分を直すだけの作業とは少し違って、“混む前に席を増やしておこう”と考えるイメージで理解しよう。
この問題で問われていること
この問題では、将来の負荷増加を見越して必要な資源を計画するキャパシティプランニングと、今起きているボトルネック解消や性能チューニングを区別できるかがポイントだよ。
Capacity planning
現状把握 + 将来予測 + 資源計画がキャパシティプランニングの本質です。
現在性能\n長期監視\n将来負荷\n-> 資源計画
確認ポイント
- ボトルネック低減だけではありません。
- チューニングによる現状改善だけでは不十分。
- 将来も含めて応答時間維持を目指す説明を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。ボトルネック対策は、行列ができている窓口だけを直して混雑を減らすような改善作業だね。大事ではあるけれど、キャパシティプランニングは『将来どれくらい混むか』まで見て計画するものなので、目の前の一番詰まっている場所だけを見る説明では狭すぎるよ。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。キャパシティプランニングは、今の混み具合を見て『この先も窓口が混みすぎないように、人や設備をいつ増やすか考える』ようなものなんだ。現在の応答時間を調べて、長期的に監視し、将来も必要な性能を保つという考え方に合っているよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。チューニングは、今ある車のエンジンを調整して速く走れるようにするイメージだね。一方キャパシティプランニングは、『来月は荷物が増えるから車を何台用意するか』まで考える計画だよ。現状の性能を最大限引き出すだけでは、将来を見越した容量計画とは言えないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。性能問題は、いつも特定リソースの使いすぎだけで起きるわけではないんだ。例えば店が混む原因はレジ不足、通路の狭さ、商品補充の遅れなど色々あるよね。『特定のリソースの有効利用を上げること』だけでは、将来必要な処理能力を計画するキャパシティプランニングの説明としては不足しているよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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