SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アウェアラブルカメラ、 慣性センサーなどを用いて非言語情報を認識する処理
- イ仮想世界の情報をディスプレイに描画可能な形式の画像に変換する処理
- ウ視覚的に現実世界と仮想世界を融合させるために、 それぞれの世界の中に定義された3次元座標を一致させる処理
- エ時問経過とともに生じる物の移動などの変化について、 モデル化したものを物理法則などに当てはめて変化させる処理
解き方のヒントを見る
午前I 問08:3Dデータを画面用の絵にする処理
3Dモデルやシーン情報をもとに、ディスプレイに表示できる画像を作る処理をレンダリングというよ。たとえるなら、設計図や舞台セットの情報から、実際に見える完成写真を作るようなイメージだよ。
この問題で問われていること
ポイントは、レンダリングをトラッキングやシミュレーションと混同しないことだよ。動きを追いかけるのがトラッキング、現象をまねて計算するのがシミュレーション、そして画面に表示する画像を作るのがレンダリング、と整理しよう。
Rendering
scene data -> drawable image
virtual scene\nconvert to image
確認ポイント
- 座標合わせではありません。
- 物理法則による挙動計算とも別です。
- 表示画像生成がレンダリングです。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。カメラやセンサーで人の動き・姿勢・しぐさみたいな“言葉以外の情報”を読み取る話で、仮想世界を画面に表示する処理ではないんだ。たとえるなら、店員さんが表情や身ぶりから気持ちを察する作業で、商品を棚に並べて見える形にする作業とは別だよ。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。仮想世界の3Dデータや物体の情報を、ディスプレイに映せる画像へ変換する処理がレンダリングなんだ。たとえるなら、設計図だけでは見られない家を、完成予想図として絵にして見せるようなものだよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。現実世界と仮想世界の3次元座標を合わせるのは、ARなどで“現実の机の上に仮想の物を正しい位置で置く”ための位置合わせの話なんだ。たとえるなら、地図と実際の道をぴったり重ねる作業で、画像として描き出すレンダリングそのものではないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。物の移動や変化を物理法則などに当てはめて変化させるのはシミュレーションの話なんだ。たとえるなら、ボールが坂を転がる動きを計算する作業で、その結果を画面に見える絵へ変換するレンダリングとは役割が違うよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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