SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

令和4年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

JIS X 9401:2016 (情報技術-ークラウドコンピューティングー概要及び用語) の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、 クラウドサービスカスタマが表中の項番1と2の責務を負い、 クラウドサービスプロバイダが項番35の責務を負うものはどれか。

選択肢

  1. ア
    資務
  2. イ
    プリケーションソフトウェアに対して、 データ利用時のアクセス制御と暗号化の設定を行う。
  3. ウ
    プリケーションソフトウェアに対して、 セキュアプログラミングとソースコードの脆弱性診断を行う。
  4. エ
    3 | DBMSに対して、 修正プログラム適用と権限設定を行う。
解き方のヒントを見る

午前II 問12:クラウドの責任分担を見分けよう

アプリの設定や安全な作り方は利用者側が担当して、DBMS・OS・ハードウェアはクラウド事業者側が担当する、という形なら PaaS だよ。たとえるなら、キッチン付きのレンタルスペースを借りて、料理のレシピや調理は自分でやるけど、コンロや水道、建物の管理は貸す側がやってくれるイメージだね。

この問題で問われていること

この問題では、SaaS・PaaS・IaaS で「どこまでを利用者が管理し、どこからをクラウド事業者が管理するのか」を表から読み取れるかがポイントだよ。

PaaS の責任分界

アプリ層までは利用者責任、ミドルウェア以下は事業者責任という形が PaaS の典型です。

利用者: アプリ設定・開発\n提供者: DBMS / OS / HW\n-> PaaS

確認ポイント

  • SaaS ならアプリ開発責任は通常利用者側にない。
  • IaaS なら DBMS や OS の管理も利用者側へ寄る。
  • PaaS を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

HaaSは、ざっくり言うとハードウェアを借りるイメージで、この問題のJISのクラウド区分の本命ではないよ。今回の表は「アプリは利用者が作って守るけど、DBMS・OS・機械部分は業者が守る」という形なので、HaaSでは合わないんだ。

選択肢イ

IaaSは、土地と建物の骨組みだけ借りて、内装や鍵の管理は自分でやる感じだよ。つまり利用者がOSやDBMSの修正プログラム、権限設定まで面倒を見ることが多い。問題ではDBMSやOSはプロバイダ側の責務なので、IaaSではないんだ。

選択肢ウ(正解)

PaaSが正解だよ。PaaSは、料理でいうとキッチンや調理器具はお店が用意してくれて、利用者はその上で自分の料理、つまりアプリを作る感じ。だからアプリのアクセス制御、暗号化、セキュアプログラミングは利用者が担当し、DBMS・OS・ハードウェアはプロバイダが担当する、という表の分担にぴったり合うんだ。

選択肢エ

SaaSは、完成済みのサービスをそのまま使うイメージだよ。例えばメールサービスを使う人が、そのメールアプリのソースコード診断やセキュアプログラミングをすることは普通ないよね。問題ではアプリ部分を利用者が担当しているので、SaaSは違うんだ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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