SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
令和2年度10月 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アTISP管理下の動的TPアドレスから管理外ネットワークのメールサーバへのSMTP接続を禁止する。
- イ電子メール送信元のメールサーバが送信元ドメインのDNSに登録されていることを確認してから、 電子メールを受信する。
- ウメールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に、 利用者IDとパスワードによる利用者認証を行う。
- エメールクライアントからメールサーバへの電子メール送信は、 POP接続で利用者認証済みの場合にだけ許可する。
解き方のヒントを見る
午前II 問16:SMTP-AUTHは“メール送信時の本人確認”だよ
SMTP-AUTH は、メールを送るときにメールクライアントがメールサーバへ「私は正しい利用者です」と利用者 ID とパスワードでログインする仕組みだよ。たとえるなら、郵便局の窓口で荷物を出す前に会員証を見せて本人確認する感じだね。OP25B は迷惑メール対策として特定の送信経路を制限する仕組み、SPF は DNS を使って送信元サーバが正しいか確認する仕組み、POP before SMTP は先にメール受信で認証できた人だけ送信を許す仕組みなので、SMTP-AUTH とは別物として整理しよう。
この問題で問われていること
この問題では、「メール送信時に利用者 ID とパスワードで本人確認する仕組み」が SMTP-AUTH だと見抜けるかがポイントだよ。あわせて、送信経路を制限する OP25B、DNS で送信元を検証する SPF、POP 認証に頼って送信を許可する POP before SMTP と混同しないようにしよう。
SMTP-AUTH
SMTP セッション上で送信ユーザを認証し、正規利用者だけに送信を許可する。
メール送信時\n利用者 ID / パスワード認証\n-> SMTP-AUTH
確認ポイント
- 動的 IP から外部 SMTP を止めるのは OP25B です。
- 送信元ドメイン確認は SPF です。
- 送信時認証を行う説明を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。これは「OP25B」の説明で、家庭などの動的IPから外部のメールサーバへ直接25番ポートで送る道をふさぐ迷惑メール対策だよ。たとえると、泥棒が裏口から勝手に投函しないよう道路を通行止めにする感じで、IDとパスワードで本人確認するSMTP-AUTHとは別物だよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これは「SPF」の説明で、手紙を受け取る側が「この差出人の住所から来た配達員は、本当に許可された人かな?」とDNSで確認する仕組みだよ。SMTP-AUTHは送る人本人をIDとパスワードで確認する話なので、見ている相手が違うんだ。
選択肢ウ(正解)
これが正解だよ。SMTP-AUTHは、メールを送るときに「あなたは本当にこのメールサーバを使っていい人?」とIDとパスワードで確認する仕組みだよ。郵便局の窓口で会員証と暗証番号を見せてから投函するイメージだね。
選択肢エ
これは不正解だよ。これは「POP before SMTP」の説明で、先に郵便受けを開けられた人だけ、少しの間だけ投函もOKにする感じだよ。SMTP-AUTHは、投函するときその場でIDとパスワードを確認する仕組みなので、認証するタイミングが違うんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和2年度10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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