SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成31年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア整合性の取れたデータベースに対して、 トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。
- イ同時実行される複数のトランザクションは互いに和干渉しないという性質である。
- ウトランザクションは、 完全に実行が完了するか、 全く実行されなかったかの状態しかとらない性質である。
- エひとたびコミットすれば、 その後どのような障害が起こっても状態の変更が保たれるという性質である。
解き方のヒントを見る
午前I 問09:ACIDの consistency(整合性)を見分けよう
consistency(整合性)は、トランザクションの前後でデータベースのルールがちゃんと守られている状態のことだよ。たとえば、銀行振込で「Aさんの残高が減ったのに、Bさんの残高が増えていない」みたいな、お金のつじつまが合わない状態にならないようにするイメージだよ。
この問題で問われていること
ポイントは、consistency を atomicity(一連の処理を全部やるか全部やらないか)、isolation(同時実行しても互いに邪魔しない)、durability(確定した結果は消えない)と区別できるかだよ。consistency は「処理後もデータベースの決まりや整合条件が崩れていないか」に注目しよう。
ACID Consistency
consistency means a transaction preserves database integrity constraints
before consistent\nafter consistent
確認ポイント
- 完全実行か全く実行しないかは atomicity です。
- 互いに干渉しないのは isolation です。
- 障害後も保持は durability です。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これが正解だよ。これはACID特性のうち「一貫性」の説明なんだ。たとえば在庫が10個なのに販売後に在庫がマイナスになったり、合計金額と明細の数字が合わなくなったりしたら困るよね。一貫性は、正しいルールで整っているデータベースを、処理後もちゃんと整った状態に保つ性質だよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これはACID特性のうち「独立性」の説明なんだ。複数の人が同時に窓口で手続きしても、お互いの処理が変に混ざらない、というイメージだよ。問題で聞かれている「整合性を保つ」話とは違うよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。これはACID特性のうち「原子性」の説明なんだ。たとえば銀行振込で「Aさんの口座から引く」と「Bさんの口座に入れる」はセットで、両方終わるか、両方なかったことにする、というイメージだよ。問題で聞かれている「一貫性」とは別の性質だね。
選択肢エ
これは不正解だよ。これはACID特性のうち「耐久性」の説明なんだ。一度コミットしたら、停電や故障が起きても記録が消えない、という性質だよ。たとえば役所の窓口で正式に受理された書類が、あとで建物の電気が落ちても記録として残る感じだね。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針