SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア。DMZ上にある公開Webサーバの脆弱性を悪用する攻撃から防御できる。
- イインターネットから内部ネットワークへの侵入を検知し、 検知後の通信を遮断できる。
- ウインターネット上の特定のWebサービスを利用するHTTP通信を検知し、 遮断できる。
- エ内部ネットワークからインターネットにアクセスする利用者PCについて、 インターネットからの不正アクセスを困難にすることができる。
解き方のヒントを見る
NAPTで内側の住所を見えにくくする話だよ
NAPTは、家の中にいる人たちの部屋番号まで外に教えずに、玄関の受付が代表してやり取りするような仕組みだよ。内部IPアドレスとポート番号を外向けのものに変換するので、外部から見ると内部の端末へ直接話しかけにくくなるんだ。特に、内部から先に始めていない通信は、外から勝手に届きにくくなるよ。
この問題で問われていること
ここでは、NAPTの役割を正しく見分けよう。NAPTは通信の宛先情報を変換して内部を見えにくくする仕組みであって、侵入を検知するIDSや、Web攻撃を遮断するWAFとは別物だよ。
Security Effect of NAPT
NAPT hides internal address/port mapping from the Internet and makes direct inbound access harder
internal client -> translated\ninbound direct access becomes difficult
確認ポイント
- 脆弱性そのものを防ぐ機能ではありません。
- 侵入検知機能でもない。
- 外部から内部 PC への直接到達性低下を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
不正解だよ。DMZ上の公開Webサーバを守るには、Webアプリの弱点を狙う攻撃まで見張る仕組みが必要なんだ。たとえるなら、玄関の住所を隠すだけでは、店の窓口に来た泥棒の手口までは防げない、という感じだよ。
選択肢イ
不正解だよ。侵入を検知して、その後の通信を止めるのはIDS/IPSのような役割だよ。これは、警備員が泥棒を見つけて通路を封鎖するイメージで、単に通信の住所を変える仕組みとは役割が違うんだ。
選択肢ウ
不正解だよ。特定のWebサービスを使うHTTP通信を見つけて止めるのは、プロキシやURLフィルタ、次世代ファイアウォールのような仕事だよ。たとえるなら、受付で『この店への荷物は通さない』と中身や行き先を見て判断する係で、住所変換だけの仕組みではそこまで判断できないんだ。
選択肢エ(正解)
正解だよ。内部PCがインターネットへ出るときに、外から見える住所を変える仕組みなので、外部の人からは内部PCの本当の場所が分かりにくくなるんだ。たとえるなら、会社の代表電話を通して外部と話すので、社員一人一人の直通番号が外に見えにくい、ということだよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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