SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成30年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア項番次務
- イ1 | アプリケーションに対して、 データのアクセス制御と暗号化の設定を行う。
- ウ2 | アプリケーションに対して、 セキュアプログラミングと腔台性診断を行う。
- エ3 | DBMSに対して、 修正プログラム適用と権限設定を行う。
解き方のヒントを見る
PaaSの責任分担を見分けよう
PaaSは、たとえるなら「キッチン設備付きの場所を借りて、自分で料理を作る」ようなサービスだよ。利用者はアプリケーションの中身を作ったり設定したりする責任を持つ。一方で、OSやミドルウェア、DBMSなどの土台部分の管理や保守はクラウド事業者が担当するんだ。
この問題で問われていること
この問題では、SaaS・PaaS・IaaSで「誰がどこまで面倒を見るのか」を見分けられるかがポイントだよ。アプリ開発は利用者側、DBMSなどの基盤保守は提供者側、という分担になっているので、これはPaaSだと判断しよう。
PaaS の責任分界
アプリのアクセス制御設定やセキュアプログラミングは利用者側の責務で、DBMS へのパッチ適用や権限設定は基盤提供側の責務になるのが PaaS の典型です。
利用者: アプリ設定・開発\n提供者: DBMS 運用\n-> PaaS
確認ポイント
- SaaS ならアプリ自体の開発責任は通常利用者側にない。
- IaaS なら DBMS 保守まで利用者側へ寄る。
- PaaS を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
HaaSは不正解だよ。建物でいうと「土地や建物だけ貸す」くらいなので、OSやDBMSの鍵管理・修理は利用者側の仕事になりやすいんだ。問題ではDBMS・OS・ハードウェアを提供者が面倒見る形なので、HaaSでは合わないよ。
選択肢イ
IaaSは不正解だよ。IaaSはサーバやネットワークという“空っぽの部屋”を借りるイメージで、OSやDBMSの修正プログラム適用・権限設定は利用者側でやることが多いんだ。問題ではそこを提供者が担当しているので違うよ。
選択肢ウ(正解)
PaaSが正解だよ。PaaSは“調理場つきのキッチンを借りて、自分の料理だけ作る”感じなんだ。利用者はアプリのアクセス制御・暗号化・セキュアプログラミングを担当し、DBMS・OS・ハードウェアの管理は提供者側が見るので、問題の責務分担にぴったりだよ。
選択肢エ
SaaSは不正解だよ。SaaSは“完成済みのサービスを窓口で使う”イメージで、利用者がアプリを自分でセキュアプログラミングしたり、ソースコードの脆弱性診断をしたりする前提ではないんだ。アプリ部分まで提供者側が用意するので、問題の分担とは合わないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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