SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

入出金管理システムから出力された入金データファイルを、 売掛金管理システムが読み込んでマスタファイルを更新する。入出金管理システムから売掛金管理システムへのデータ受渡しの正確性及び網羅性を確保おするコントロールはどれか。

選択肢

  1. ア
    売掛金管理システムにおける入力データと出力結果とのランツーランコントロール
  2. イ
    売失金管理システムのマスタファイル更新におけるタイムスタンプ機能
  3. ウ
    金額及び入金データ件数のコントロールトータルのチェック
  4. エ
    入出金管理システムへの入力のエディットバリデーションチェック
解き方のヒントを見る

午前II 問25:コントロールトータルで送受信データを照合しよう

送る側と受け取る側で、入金総額や件数みたいな“合計チェック用の数字”を比べると、データの抜け・二重送信・改ざんに気づきやすいよ。荷物を送る前に「箱は10個、合計100kg」とメモしておいて、届いた後に同じか確認するイメージだね。

この問題で問われていること

データが全部そろっているか、内容が正しいかを確認する代表的な統制として、コントロールトータルを選べるかがポイントだよ。

Control Total

reconciling control totals such as record counts and total amounts between sender and receiver helps ensure accuracy and completeness

record count\ntotal amount\ncompare sender and receiver\ndetect omission or duplication

確認ポイント

  • 件数と金額を照合する。
  • 送信側と受信側を突き合わせる。
  • 網羅性と正確性を同時に見る。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは間違いだよ。ランツーランコントロールは、売掛金管理システムの中で「入れたもの」と「出てきた結果」を見比べる確認なんだ。たとえるなら、荷物が店に届いた後に店内で数を数える感じ。今回知りたいのは「入出金管理システムから売掛金管理システムへ渡す途中で、荷物が欠けずに届いたか」なので、確認する場所が少し後ろなんだよ。

選択肢イ

これは間違いだよ。なお選択肢文の「売失金管理システム」は不自然で、公式の選択肢は通常「売掛金管理システム」だよ。タイムスタンプ機能は「いつ更新されたか」の足あとを見るものなんだ。玄関の防犯カメラで『誰かが来た時刻』は分かっても、荷物が全部そろっていたかまでは分からないのと同じだよ。

選択肢ウ(正解)

提示データでは不正解扱いになっているけど、公式問題としてはこれが正解だよ。入金額の合計とデータ件数を先に控えておき、受け取った側でも同じか確認する方法なんだ。宅配で「箱は10個、合計金額は5万円」と伝票に書いておいて、受け取り側で同じか数えるイメージだよ。途中で1件抜けたり金額が変わったりすると気づけるので、データ受渡しの正確性と網羅性を確認するのに合っているよ。

選択肢エ

これは間違いだよ。エディットバリデーションチェックは、入力された値が形式や範囲として変じゃないかを見る確認なんだ。たとえば窓口で「日付欄に電話番号を書いていないか」を見る感じだね。入出金管理システムに入れる時点のチェックなので、その後に売掛金管理システムへ渡す途中でデータが欠けなかったかまでは確認できないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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