SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア0Sの中核であるカーネル部分の脆羽性を分析する。
- イコンピュータがウイルスやワームに感染していないことをチェックする。
- ウコンピュータやルータのアクセス可能な通信ボートを外部から調査する。
- エ不正侵入して0Sなどに組み込んだものを隔蔽する。
解き方のヒントを見る
rootkitは“不正侵入を隠すための変装道具”だよ
rootkitは、攻撃者が仕込んだ不正なプログラムや設定を、カーネルやOSの中に潜り込ませて見つかりにくくするものだよ。たとえるなら、泥棒が部屋に入ったあと、足跡やこじ開けた跡をうまく隠して、侵入されたことに気づきにくくする道具のようなものなんだ。
この問題で問われていること
ポイントは、rootkitを検査ツールやポートスキャンと混同しないことだよ。検査ツールは異常を見つける側、ポートスキャンは開いている入口を調べる行為。一方でrootkitは、侵入後の不正な状態を隠して発見を難しくするためのもの、と整理しよう。
Rootkit
a rootkit hides malicious modifications or backdoors installed after intrusion、 making detection difficult
hide malicious components\nhide traces of intrusion\nobstruct detection
確認ポイント
- 隠蔽機能に注目する。
- 侵入後に設置されることが多い。
- 検査や分析機能ではありません。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。カーネルの脆弱性を分析するのは、家の鍵や壁の弱いところを調査するようなものだね。ルートキットは弱点を探す道具というより、侵入したあとに仕込んだものを見つからないよう隠す道具だよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これは、体温計で熱があるか見るように、ウイルスやワームに感染していないかを調べる話だね。ルートキットは「侵入後の痕跡や仕掛けを隠す道具」なので、感染チェックそのものではないよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。外から通信ポートを調べるのは、建物の窓口やドアがどこに開いているかを外から確認するような作業で、ポートスキャンと呼ばれるよ。ルートキットのように、侵入後に中でこっそり隠れる仕組みとは別物だよ。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。泥棒が家に入ったあと、合鍵や盗聴器を見つからない場所に隠すようなものだね。ルートキットは、不正侵入後にOSなどへ組み込んだ不正なプログラムや痕跡を隠して、管理者に気づかれにくくするものだよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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