SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問21

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

分散データベースシステムにおける “分割に対する透過性" を説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    データの格納サイトが変更されても、 利用者のアプリケーションや操作法に影響がないこと
  2. イ
    同一のデータが複数のサイトに格納されていても、 利用者はそれを意識せずに利用できること
  3. ウ
    一つの表が複数のサイトに分割されて格納されていても、 利用者はそれを意識せずに利用できること
  4. エ
    利用者がデータベースの位置を意識せずに利用できること
解き方のヒントを見る

分散データベースの「分割透過性」を見分けよう

分散データベースの分割透過性っていうのは、1つの表がいくつかの場所に分けて保存されていても、利用者からはまるで1枚の表として見える性質のことだよ。たとえるなら、料理の材料が別々の冷蔵庫に入っていても、注文する人はそれを気にせず「この料理ください」と言えばちゃんと出てくる、というイメージだね。

この問題で問われていること

この問題では、「表がどこに置かれているか」を隠す配置透過性や、「同じデータが複製されていること」を隠す複製透過性ではなく、「1つの表が分割されて保存されていること」を意識させない透過性を選べるかがポイントだよ。

分割に対する透過性

表が横分割や縦分割で複数サイトに置かれていても、利用者側には 1 つの表のように見えるのが分割透過性です。

1つの表が複数サイトに分割\n-> 利用者は意識せず利用

確認ポイント

  • 複数サイトに同じデータがあるのは複製透過性です。
  • 格納サイト変更を意識しないのは配置透過性寄りです。
  • 分割格納を意識せず使える説明を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは「移動に対する透過性」の説明だよ。いつもの窓口の裏側で書類保管場所が別の部屋に移っても、利用者の手続きが変わらない感じ。今回は保管場所の変更ではなく、表の一部が複数サイトに分かれている話なので、不正解だよ。

選択肢イ

これは「重複に対する透過性」の説明だよ。同じ合鍵が複数の場所に保管されていても、使う人はどの合鍵が使われたか気にしない感じ。今回は「コピーがあること」ではなく「表が分かれて置かれていること」を聞いているので、不正解だよ。

選択肢ウ(正解)

これが正解だよ。1冊の本が上巻・下巻みたいに別々の棚に置かれていても、利用者は普通に「その本」として読める、というイメージ。1つの表が複数サイトに分割されていても、利用者がそれを気にせず使えるので「分割に対する透過性」だよ。

選択肢エ

これは「位置に対する透過性」の説明だよ。たとえば、荷物を受け取るときに、倉庫が東京か大阪かを知らなくても窓口で受け取れる感じ。今回は「表が分割されていても意識しないこと」を聞いているので、不正解だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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