SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成24年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問7

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを、 可変区画方式という。
  2. イ
    プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを、 ガーベジコレクションという。
  3. ウ
    プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを、 動的リンキングという。
  4. エ
    プログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを、 動的再配置という。
解き方のヒントを見る

午前I 問07

仮想記憶では、使う予定のデータを全部いきなり主記憶に置くんじゃなくて、必要になったページだけを二次記憶から読み込むよ。たとえば、分厚い参考書を全部机に広げず、今読むページだけ机に出すイメージだね。必要なページが主記憶になくてページフォールトが起きたら、そのページを二次記憶から持ってきて処理を続けるんだ。

この問題で問われていること

固定長のページ単位でメモリを管理し、必要になったときにだけ読み込むオンデマンド方式を理解できているかがポイントだよ。ページフォールトは「今必要なページが手元にない!」という合図で、そのとき二次記憶から該当ページを読み込むと考えよう。

Paging

paging implements virtual memory by loading fixed-size pages into main memory as needed

fixed-size pages\nload on demand\npage fault

確認ポイント

  • 可変長区画管理ではありません。
  • 必要時にページを読む。
  • 固定長ページを押さえる。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。空き部屋がバラバラに散らばっているホテルで、空き部屋をぎゅっと寄せて大きな1部屋分の空きにするイメージで、これは「コンパクション」と呼ぶよ。「可変区画方式」は、必要な大きさに合わせて部屋を区切って貸す方式のことなんだ。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。プログラムが使い終わって放置されたヒープ領域を、掃除係が回収してまた使える席に戻すイメージだね。この掃除係の働きが「ガーベジコレクション」だよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。実行中に主記憶内のモジュールを別の場所へ引っ越しさせる話は、動的リンキングではないよ。動的リンキングは、必要な部品を実行時などに結び付けることで、たとえば料理中に必要な道具を後から台所に持ってくる感じなんだ。

選択肢エ

これは不正解だよ。実行中に必要になった時点でモジュールをロードするのは「動的ロード」の考え方だよ。「動的再配置」は、プログラムを置く場所が変わっても動けるように、住所を書き換えて対応するような仕組みなんだ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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