SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ

平成28年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問22

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置を,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで構成したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    DAFS
  2. イ
    DAS
  3. ウ
    NAS
  4. エ
    SAN
解き方のヒントを見る

構成要素の関係を整理する視点

接続形態やネットワーク構成を考えるときは、名称や見た目を先に当てはめず、装置・サーバ・利用者の関係を同じ基準で整理し、情報の流れと役割の分担を確認することが大切です。

この問題で問われていること

一つの構成を、構成要素の役割と相互のつながりという観点だけで捉え、どこに機能が置かれ、何を経由して利用されるかを、図にするつもりで落ち着いて丁寧に見直してください。

視点

構成を読む際は、登場する要素を役割ごとに分け、要素どうしの関係を同じ尺度で並べてみます。個別の名称を暗記するより、接続の主体と経路の対応を確認すると整理しやすくなります。

確認ポイント

  • 構成要素を役割ごとに分けて、同じ基準で整理できているか確認する。
  • 利用する側と提供する側の関係を、図や短い言葉で捉え直す。
  • 要素間のつながりと情報の通り道を、混同せず一つの観点で見直す。
正解と解説を見る

正解

エ

解説

磁気ディスクや磁気テープなどの記憶装置を、通常のLANとは分離した高速な専用ネットワークで接続する方式はSANです。

理由

SANは、サーバーと外部記憶装置を接続するための専用ネットワークであり、通常のLANとは分けて構成する。設問の「高速な専用ネットワーク」という条件に一致する。

比較

DASはサーバーに記憶装置を直接接続する方式、NASは通常のネットワーク上でファイルを共有する装置です。DAFSはファイルシステムに関する用語で、設問のネットワーク構成そのものを示さない。

選択肢ア

これは不正解だよ。DAFSはDirect Access File Systemを指す用語で、ファイルシステムへの直接アクセスに関係する。磁気ディスクや磁気テープなどを通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続する構成を表す選択肢ではない。

選択肢イ

これは不正解だよ。DASは記憶装置をサーバーなどに直接接続する方式である。設問のように、通常のLANとは別に設けた高速な専用ネットワークを介して複数の記憶装置を構成する方式には該当しない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。NASはネットワークに接続してファイルを共有する記憶装置であり、一般に通常のLANを利用する。設問が示す、LANとは別の高速な専用ネットワークによる構成を表す用語ではない。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。SANは、サーバーと磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置を、通常のLANとは分離した高速な専用ネットワークで接続する構成である。設問の条件に一致する。

学習のポイント

DAS・NAS・SANの接続形態の違いを整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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