PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ

令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問29

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

引き出された多くの事実やアイディアを,類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。

選択肢

  1. ア
    NM 法
  2. イ
    ゴードン法
  3. ウ
    親和図法
  4. エ
    ブレーンストーミング
解き方のヒントを見る

発想法の役割を見分ける視点

発想法を区別するときは、名称や印象だけで判断せず、思考のどの段階で何を扱うための方法かという役割に注目します。目的との対応関係を丁寧に確認しましょう。

この問題で問われていること

各選択肢を読む際は、その方法が思考過程のどの場面を対象にし、どのような目的で用いられる説明になっているかを、一貫性の観点から確認することに集中しましょう。

視点

発想法の特徴は、名前の印象ではなく、目的・適用する場面・扱う対象の関係で整理します。選択肢ごとの表現をそのまま覚えず、役割の説明として一貫しているかを読み取ります。

確認ポイント

  • その説明が示す目的は何か
  • 思考過程のどの場面を対象としているか
  • 目的と説明の関係に飛躍や混同がないか
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

親和図法は、集められた多くの事実やアイディアを内容の親近性に基づいてグループ化し、問題や状況の構造を整理する収束技法です。

理由

親和図法は、カードなどに記した事実やアイディアを眺め、相互に似ているものや関係の深いものを集めてグループ化する方法です。多くの情報を整理して、問題の全体像や意味のまとまりを明らかにします。

比較

ブレーンストーミングはアイディアを幅広く出す発散の技法であり、NM法やゴードン法も発想を促すための方法です。設問のように、既に引き出された情報を類似性でまとめる収束技法とは役割が異なります。

選択肢ア

これは不正解だよ。NM法は、問題を異なる視点から捉え直したり、連想を広げたりして新しい発想を得るための技法です。既に集めた事実やアイディアを、類似性に基づいてグループ化して整理する収束技法そのものを指す選択肢ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。ゴードン法は、解決すべき問題を抽象化し、元の問題を直接示さない形で発想を促す方法です。多数の事実やアイディアを取り出した後、それらを似た内容ごとに分類して整理する技法とは目的と手順が異なります。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。親和図法は、引き出された多くの事実やアイディアをカードなどに記し、内容の親近性や関連性を手掛かりにグループ化する収束技法です。情報のまとまりを明確にし、問題の構造を把握しやすくします。

選択肢エ

これは不正解だよ。ブレーンストーミングは、自由な発言を通じて多くのアイディアを生み出す発散技法です。発想を妨げないことを重視する方法であり、引き出された事実やアイディアを類似するものごとにグルーピングして収束させる技法とは異なります。

学習のポイント

発散技法と収束技法の役割を区別し、類似する情報をまとめる手法を覚えましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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