PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成29年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア蓄積されたデータを分析し,単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
- イデータウェアハウスに格納されたデータの一部を,特定の用途や部門用に切り出して,データベースに格納すること
- ウデータ処理の対象となる情報を基に規定した,データの構造,意味及び操作の枠組みのこと
- エデータを複数のサーバに複製し,性能と可用性を向上させること
解き方のヒントを見る
分析手法の役割を見極める視点
ビッグデータの分析手法を考えるときは、手法名や印象だけで判断せず、分析全体の中で何を明らかにするための段階・役割なのかに注目して整理しましょう。入力される情報や得られる結果とのつながりも、問題文の記述に沿って確認します。
この問題で問われていること
確認する観点は、各記述が分析の目的と結果のどの部分に関わる説明なのかという一点です。問題文に示された目的、対象、得られる情報の関係を読み取り、役割の対応だけを丁寧に比べてください。
視点
分析手法を整理する際は、まず課題の目的を捉え、次に対象となるデータや分析の段階、最後に得たい判断材料との関係を対応づけます。用語の印象ではなく、記述同士の関係に注目します。
確認ポイント
- 問題文が示す分析の目的を一文で捉える
- 対象となるデータや判断材料が何かを確認する
- 各記述が分析全体のどの役割に関係するかを照合する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
データマイニングは、蓄積された大量のデータを分析し、単純な検索だけでは分かりにくい規則や相関関係などの知見を発見する活動です。
理由
データマイニングは、蓄積されたデータを分析対象とし、そこから有用な規則や相関関係を見つけ出すための手法です。単なる検索結果の取得ではなく、データから新たな知見を得る点が重要です。
比較
イは用途別のデータ抽出・格納、ウはデータの構造や意味、操作を定める枠組み、エは複数サーバへの複製による性能・可用性向上を説明している。いずれもデータ分析による発見とは異なる。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。蓄積されたデータを分析し、単なる検索では把握しにくい隠れた規則や相関関係を見つけ出すという記述は、データマイニングの説明に合っている。大量のデータから有用な知見を得る活動を表している。
選択肢イ
これは不正解だよ。データウェアハウスのデータを特定用途や部門向けに切り出して格納する処理は、分析結果として規則を発見するデータマイニングではなく、利用目的に合わせたデータの抽出・配置に関する説明である。
選択肢ウ
これは不正解だよ。データの構造、意味、操作の枠組みを規定するものは、データ処理で扱う情報のモデルや定義に関する説明である。蓄積データを分析して新しい規則や相関を発見する活動とは異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。データを複数サーバに複製して性能や可用性を高めることは、システムの構成や障害への備えに関する説明である。データの内容を分析し、規則や相関を見つけるデータマイニングとは目的が異なる。
学習のポイント
分析、格納、構造定義、複製の役割を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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