PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成26年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア既存のプログラムから,そのプログラムの仕様を導き出す。
- イ既存のプログラムを部品化し,それらの部品を組み合わせて,新規プログラムを開発する。
- ウクラスライブラリを利用して,新規プログラムを開発する。
- エ公開されている複数のサービスを利用して,新たなサービスを提供する。
解き方のヒントを見る
構成要素と目的を整理する
各選択肢を読むときは、何を組み合わせているかと、その組み合わせによって何を実現しようとしているかを分けて整理しましょう。用語の印象だけで決めず、同じ観点で比較することが大切です。
この問題で問われていること
一つの観点として、利用される要素と組み合わせ後の目的がどのようにつながっているかを確認してください。個々の要素の説明だけでなく、全体としてどんな関係が示されているかに注目します。
視点
複数の要素が登場する説明では、要素ごとの役割、組み合わせの関係、目指す結果を切り分けて読みます。表現が似ていても、関係の置き方や説明の焦点が異なる場合があるため、文中の対応を丁寧に確かめます。
確認ポイント
- 組み合わせに登場する要素をそれぞれ分けて確認する
- 要素同士がどのような関係として説明されているかを見る
- 組み合わせによって目指す目的が何かを整理する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
マッシュアップとは、公開されている複数のサービスやデータなどを組み合わせ、それらを活用して新たなサービスを提供する手法です。
理由
公開されている複数のサービスを組み合わせることで、個々のサービスにはない機能や利便性を備えた新しいサービスを提供するものがマッシュアップです。したがって、該当するのはエです。
比較
アは既存プログラムの仕様を分析する行為、イは既存プログラムを部品化して組み合わせる開発、ウはクラスライブラリを利用した開発です。いずれも、公開サービスを組み合わせて新サービスを提供するマッシュアップの定義とは異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。既存のプログラムから仕様を導き出すことは、プログラムの動作や構造を分析して仕様を把握するリバースエンジニアリングに当たります。複数の公開サービスを組み合わせて新たなサービスを作るマッシュアップとは目的も方法も異なります。
選択肢イ
これは不正解だよ。既存のプログラムを部品化し、それらを組み合わせて新規プログラムを開発する方法は、ソフトウェア部品の再利用やコンポーネント化に関する説明です。対象が既存プログラムであり、公開サービスの組合せではないため、マッシュアップには該当しません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。クラスライブラリを利用して新規プログラムを開発することは、既に用意されたクラスや機能を再利用する通常のソフトウェア開発です。単一のライブラリを利用する説明であり、複数の公開サービスを組み合わせるマッシュアップとは異なります。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。マッシュアップは、公開されている複数のサービスやデータを組み合わせ、それぞれの機能を活用して新たなサービスを提供する手法です。この選択肢は、公開サービスの組合せと新サービスの提供を明確に説明しています。
学習のポイント
既存資源の単純利用と、複数のサービスを組み合わせて新しい価値を作ることの違いを理解しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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