PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ

平成21年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

IPネットワークにおいて、二つのLANセグメントを、ルータを経由して接続する。ルータの各ポート及び各端末のIPアドレスを図のとおりに設定し、サブネットマスクを全ネットワーク共通で255.255.255.128とする。ルータの各ポートのアドレス設定は正しいとした場合、IPアドレスの設定を正しく行っている端末の組合せはどれか。
ルータで接続された二つのLANセグメントと、ルータ各ポート及び端末A~DのIPアドレスを示す図。
ルータで接続された二つのLANセグメントと、ルータ各ポート及び端末A~DのIPアドレスを示す図。

選択肢

  1. ア
    AとB
  2. イ
    AとD
  3. ウ
    BとC
  4. エ
    CとD
解き方のヒントを見る

端末設定を見直す観点

端末の設定を判断するときは、個々の値だけでなく、同じネットワーク内での関係と、通信相手を識別するための境界が整合しているかを確認しましょう。まず、関連する設定を同じ基準で並べ、相互の対応を落ち着いて見比べます。

この問題で問われていること

この問題では、端末に割り当てられた情報を単独で評価せず、同一環境の他の設定と照らし合わせたときに、所属範囲や通信上の役割が矛盾なく説明できるかという一点に集中してください。

視点

設定値は単独で正誤を決めるのではなく、同じ構成に関わる情報との対応関係を確認し、前提をそろえて一貫性を評価します。

確認ポイント

  • 端末ごとの設定を、同じ前提条件のもとで比較する
  • 設定同士の役割や対応関係に矛盾がないか確認する
  • 判断理由を一つの観点に絞り、値の印象だけで決めない
正解と解説を見る

正解

イ

解説

サブネットマスク255.255.255.128は/25を表し、第4オクテットを0~127と128~255に分割する。各端末が接続されたLANのルータポートと同じネットワークに属するかを確認すると、正しい組合せはイのAとDです。

理由

左側のルータポート172.16.0.1は172.16.0.0/25、右側のルータポート172.16.1.5は172.16.1.0/25に属します。Aの172.16.0.10は左側、Dの172.16.1.20は右側のルータポートと同じネットワークに属します。

比較

Bの172.16.0.130は172.16.0.128/25、Cの172.16.1.140は172.16.1.128/25に属します。いずれも接続先ルータポートとは異なるサブネットなので、端末設定が正しい組合せはAとDです。

選択肢ア

これは不正解だよ。Aは左側ルータの172.16.0.1と同じ172.16.0.0/25に属するが、Bの172.16.0.130は第4オクテットが128以上で172.16.0.128/25に属する。左側LANでルータと同一サブネットになる端末の組合せではないため、この選択は誤りである。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。サブネットマスク255.255.255.128は/25で、各ネットワークの範囲を第4オクテット0~127と128~255に分ける。Aの172.16.0.10は172.16.0.1と、Dの172.16.1.20は172.16.1.5とそれぞれ同一サブネットに属するので、正しい組合せである。

選択肢ウ

これは不正解だよ。Bの172.16.0.130は左側ルータ172.16.0.1とは異なる172.16.0.128/25に属する。また、Cの172.16.1.140も右側ルータ172.16.1.5とは異なる172.16.1.128/25に属するため、どちらも接続先LANの設定として正しくない。

選択肢エ

これは不正解だよ。Dの172.16.1.20は右側ルータ172.16.1.5と同じ172.16.1.0/25に属する。一方、Cの172.16.1.140は第4オクテットが128以上で172.16.1.128/25に属し、右側LANのルータと同一サブネットではないため、この組合せは誤りである。

学習のポイント

サブネット部とホスト部を分け、同一LAN内の所属を判定する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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