PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成21年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア1.5Mビット/秒程度の圧縮方式であり,主にCD-ROMなどの蓄積型メディアを対象にしている。
- イ60Mビット/秒を超える圧縮方式であり,主に高品質なテレビ放送を対象にしている。
- ウ数M~数十Mビット/秒という広い範囲の圧縮方式であり,蓄積型メディア,放送,通信で共通に利用できる汎用の方式である。
- エ数十k~数百kビット/秒という低ビットレートの圧縮方式の一つであり,携帯電子機器などへの利用を対象にしている。
解き方のヒントを見る
動画圧縮規格を比べる視点
動画圧縮規格を整理するときは、名称や印象で判断せず、各記述がどの利用目的や設計上の優先事項に結び付くかを同じ基準で読み比べることが大切です。その対応関係を軸に、説明の範囲と前提も確認しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、各選択肢が示す説明を、想定される利用場面と設計上の評価軸との関係から読み取り、用語の似ている部分ではなく主張の焦点を確認してください。
視点
規格を比較する際は、個別の用語を単独で覚えるより、どの目的に対して何を重視する設計なのかという関係を整理すると、説明の意味を落ち着いて確認できます。
確認ポイント
- 説明がどの利用目的を前提にしているか
- 比較している評価軸が途中で変わっていないか
- 用語の一致ではなく文章全体の主張を読めているか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
MPEG-1は、約1.5Mビット/秒程度の圧縮方式であり、CD-ROMなどの蓄積型メディアを主な対象とする。ビットレートと利用媒体の組合せから判断する。
理由
MPEG-1は、約1.5Mビット/秒程度の圧縮方式で、CD-ROMなどの蓄積型メディアを主な対象としている。したがって、提示されたビットレートと利用媒体の両方が一致する選択肢を選ぶ。
比較
他の選択肢は、60Mビット/秒を超える高品質テレビ放送向け、数M~数十Mビット/秒の汎用方式、または数十k~数百kビット/秒の携帯機器向けという異なる条件を示している。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。MPEG-1は、約1.5Mビット/秒程度の圧縮方式として、CD-ROMなどの蓄積型メディアを主な対象とする説明である。提示されたビットレートの規模と利用媒体の組合せが、設問のMPEG-1の位置づけに一致している。
選択肢イ
これは不正解だよ。60Mビット/秒を超える高いビットレートと、高品質なテレビ放送を主な対象とする説明は、設問で示されるMPEG-1の約1.5Mビット/秒程度、CD-ROMなどの蓄積型メディアという条件と一致しない。ビットレートと用途の両方が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。数M~数十Mビット/秒の広い範囲を扱い、蓄積型メディア・放送・通信に共通利用できる汎用方式という説明は、MPEG-1の代表的なビットレートと主対象を特定した説明になっていない。設問の条件より広く、位置づけが異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。数十k~数百kビット/秒の低ビットレートで携帯電子機器を対象とする説明は、MPEG-1の約1.5Mビット/秒程度、CD-ROMなどの蓄積型メディアという条件とは異なる。ビットレートの桁と想定用途の双方が一致しない。
学習のポイント
規格名とビットレート、利用媒体の対応を整理して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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