NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和5年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アEAP-FAST
- イEAP-MD5
- ウEAP-TLS
- エEAP-TTLS
解き方のヒントを見る
比較対象と条件の対応を整理する
ネットワーク分野の択一問題では、対象・比較する条件・観測する結果を同じ基準で並べ、各選択肢がどの関係を述べているかを落ち着いて確認します。用語の役割にも注目しましょう。
この問題で問われていること
一つの比較軸に絞り、設問中の対象と条件がどの組合せで結び付いているかを整理して、各記述の対応関係と表現の一貫性を見比べてください。
視点
対象、比較条件、観測結果を別々の欄に分け、同じ用語がどの役割で使われているかを確認します。条件の向きや比較する単位が混ざっていないかにも注目しましょう。
確認ポイント
- 比較される対象を同じ粒度で並べられているか
- 条件の向きと比較単位が一貫しているか
- 各記述が同じ比較軸について述べているか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
クライアント証明書を必要とするのはEAP-TLSです。証明書を利用した相互認証を行う方式であり、他の選択肢とは認証情報の構成が異なる。
理由
EAP-TLSは、TLSの仕組みを使い、サーバ証明書だけでなくクライアント証明書も用いて認証するプロトコルです。そのため、設問の「認証にクライアント証明書を必要とする」という条件に合致する。
比較
EAP-FAST、EAP-MD5、EAP-TTLSは、設問で問われているクライアント証明書を認証に必要とする方式ではありません。したがって、クライアント証明書を前提とするEAP-TLSと区別する。
選択肢ア
これは不正解だよ。EAP-FASTは、設問が求めるクライアント証明書を認証に必要とする方式ではない。したがって、クライアント証明書を用いる方式を問う条件には合致せず、EAP-TLSとは区別される。
選択肢イ
これは不正解だよ。EAP-MD5は、設問の条件であるクライアント証明書を必要とする認証方式ではない。証明書を使った相互認証を特徴とする方式ではないため、該当する選択肢にはならない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。EAP-TLSはTLSを利用し、サーバ証明書に加えてクライアント証明書も用いた認証を行う。設問が求める「認証にクライアント証明書を必要とする」プロトコルに該当する。
選択肢エ
これは不正解だよ。EAP-TTLSは、設問で問われているクライアント証明書を認証に必要とする方式ではない。クライアント証明書による相互認証を特徴とするEAP-TLSとは、認証情報の構成が異なる。
学習のポイント
EAP方式ごとの認証情報と、クライアント証明書の利用有無を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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