NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和3年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア192.168.10.199
- イ192.168.10.207
- ウ192.168.10.223
- エ192.168.10.255
解き方のヒントを見る
IPアドレス範囲を読む視点
IPアドレスの範囲を考えるときは、表記全体を眺めて終わらせず、区切り位置と範囲の広がりがどのように対応しているかを整理し、与えられた条件同士に矛盾がないかをまず確認しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、アドレスを構成する各部分のうち、どこまでが共通して扱われ、どこから先が変化の対象になるかという境界の見極めに絞って考えます。表記上の境目と範囲の意味を照合してください。
視点
範囲を読む際は、アドレスの共通部分と変化する部分を分けて捉え、区切りの位置が示す意味を全体の条件と照らし合わせます。
確認ポイント
- 共通している部分と変化する部分を区別できているか確認する
- 区切り位置が示す範囲の広がりを条件と照合する
- 表記上の境界と問題内の説明に矛盾がないか見直す
正解と解説を見る
正解
イ
解説
192.168.10.192/28では、IPv4アドレス32ビットのうち28ビットがネットワーク部で、ホスト部は4ビットです。したがって1サブネットは2^4=16個のアドレスを持ち、192から207までが対象範囲となります。範囲の最後のアドレスがブロードキャストアドレスなので、正答はイです。
理由
ホスト部は32−28=4ビットなので、アドレス数は2^4=16個です。ネットワークアドレスが192.168.10.192であるため、対象範囲は192.168.10.192〜192.168.10.207となります。この範囲の最後のアドレスがブロードキャストアドレスです。
比較
192.168.10.199は同じサブネット内のホストアドレス範囲に含まれます。192.168.10.223は次のサブネットの末尾、192.168.10.255はより大きな範囲で見た場合の末尾であり、いずれも192.168.10.192/28のブロードキャストアドレスではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。192.168.10.192/28では1サブネットが16個のアドレスを持つため、対象範囲は192〜207です。192.168.10.199はこの範囲内にありますが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの間にあるホストアドレスであり、範囲の末尾ではありません。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。/28はホスト部が4ビットなので、1サブネットのアドレス数は2^4=16個です。ネットワークアドレス192.168.10.192から16個分の範囲は192.168.10.192〜192.168.10.207となり、その最後の192.168.10.207がブロードキャストアドレスです。
選択肢ウ
これは不正解だよ。192.168.10.192/28の範囲は末尾が207までなので、192.168.10.223は対象サブネットの外側です。192.168.10.223は次のサブネットである192.168.10.208/28の範囲の最後に当たるため、この設問の値にはなりません。
選択肢エ
これは不正解だよ。192.168.10.255は192.168.10.0/24のような、より広い範囲で見た場合の末尾です。しかし/28ではアドレス範囲が16個ごとに分割され、192.168.10.192のサブネットは207で終わるため、255は対象外です。
学習のポイント
CIDR表記からサブネットのアドレス範囲とブロードキャストアドレスを求める方法を学びます。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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