NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成26年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問13

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

クラスBのIPアドレスで,サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合,利用可能なホスト数は最大幾つか。

選択肢

  1. ア
    126
  2. イ
    127
  3. ウ
    254
  4. エ
    255
解き方のヒントを見る

IPアドレス範囲の境界確認

IPアドレスの範囲を考えるときは、表記された区切りを手掛かりに、どこで単位が切り替わるかを整理します。個別の値を急いで決めず、範囲の端と境界の関係を同じ基準で見直しましょう。

この問題で問われていること

この問題では、アドレスを構成する各部分のうち、範囲を分ける境目がどこに置かれているかだけに注目してください。境目の前後で、同じまとまりとして扱える情報と変化する情報を区別して確認します。

視点

IPアドレス範囲は、表記全体を一度に計算するのではなく、固定される部分と変化し得る部分を分けて捉えると整理しやすくなります。ビット境界との対応、範囲の端、表記上の区切りを順に照合し、判断の根拠を記録します。

確認ポイント

  • 範囲を分ける境界が、どの表記上の区切りに対応しているかを確認する
  • 境界の片側で固定される情報と、反対側で変化し得る情報を区別する
  • 範囲の始点・終点を同じ見方で読み、境界をまたぐ解釈がないか確認する
正解と解説を見る

正解

ア

解説

FFFFFF80は2進数で11111111.11111111.11111111.10000000となり、ホスト部は7ビットです。アドレス総数は2^7=128個だが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2個を除くため、利用可能なホスト数は128−2=126個となる。

理由

FFFFFF80は、各オクテットで255、255、255、128を表します。2進数では11111111.11111111.11111111.10000000なので、ホスト部は末尾7ビットです。したがってホスト部のアドレス総数は2^7=128個となる。

比較

ホスト部の全アドレスのうち、ネットワークアドレス1個とブロードキャストアドレス1個は通常ホストに割り当てられない。よって式は128個−2個=126個であり、利用可能なホスト数は126個です。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。FFFFFF80はホスト部が7ビットのサブネットマスクなので、ホスト部の総アドレス数は2^7=128個である。そのうちネットワークアドレス1個とブロードキャストアドレス1個を除くため、128個−2個=126個となる。

選択肢イ

これは不正解だよ。127個という値は、ホスト部7ビットによる128個のアドレスから予約アドレスを1個だけ除いた場合に相当する。しかしこの条件では、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2個を利用対象から除くため、126個となる。

選択肢ウ

これは不正解だよ。254個は、ホスト部が8ビットの場合の256個から、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2個を除いた値である。FFFFFF80ではホスト部は7ビットなので、公式の条件とは一致せず、利用可能数は126個となる。

選択肢エ

これは不正解だよ。255個は、ホスト部8ビットの256個から予約アドレスを1個だけ除いた値に当たる。FFFFFF80ではホスト部は7ビットで、予約アドレスも2個あるため、この値は条件に合わず、126個となる。

学習のポイント

16進数のサブネットマスクを2進数へ直し、ホスト部のビット数と予約アドレスを確認する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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