NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

HTTPを使って,Webサーバのコンテンツのアップロードや更新を可能にするプロトコルはどれか。

選択肢

  1. ア
    CSS
  2. イ
    MIME
  3. ウ
    SSL
  4. エ
    WebDAV
解き方のヒントを見る

HTTP拡張機能の役割を確認する

Webページを表示するための技術と、サーバ上のコンテンツを扱うための通信機能を区別して考える。

この問題で問われていること

設問が尋ねているのは、Webページの表現形式ではなく、HTTPを利用してサーバ上の資源を操作するためのプロトコルです。

概念

HTTPには、単に情報を取得する用途だけでなく、Webサーバ上の資源を扱うために拡張された仕組みもある。

着眼点

各選択肢が、表示内容の記述、データ形式の指定、暗号化、サーバ上の資源操作のどれに関係するかを確認する。

確認ポイント

  • Webページの見た目を定義する技術か確認する
  • データの形式や暗号通信に関する技術か確認する
  • サーバ上のコンテンツを扱うための通信機能か考える
正解と解説を見る

正解

エ

解説

HTTPを使ってWebサーバ上のコンテンツをアップロードしたり更新したりするためのプロトコルはWebDAVです。WebDAVはHTTPを拡張し、リモート資源の操作を可能にする。

理由

WebDAVは、HTTPを拡張してWebサーバ上のファイルやディレクトリなどの資源を遠隔から操作できるようにしたプロトコルです。設問のアップロードや更新に該当する。

比較

CSSはWebページの表示や装飾、MIMEはデータ形式の識別、SSLは通信の暗号化や認証に関係する。いずれもコンテンツのアップロードや更新を目的とするプロトコルではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。CSSはHTMLなどで記述されたWebページの色、配置、文字サイズといった表示形式を指定するスタイルシート言語である。Webサーバ上のコンテンツをHTTPでアップロードしたり更新したりする通信プロトコルではない。

選択肢イ

これは不正解だよ。MIMEは電子メールやHTTPで扱うデータの種類、文字コード、添付形式などを示すための仕組みである。サーバへコンテンツを転送して保存内容を更新するための操作プロトコルではない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。SSLは通信内容を暗号化し、通信相手の認証などを行うための技術である。安全な通信路を提供する役割はあるが、Webサーバのコンテンツをアップロードまたは更新する機能そのものではない。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。WebDAVはHTTPを拡張したプロトコルで、Webサーバ上のファイルやディレクトリなどの資源を遠隔から扱える。したがって、設問のコンテンツのアップロードや更新を可能にする。

学習のポイント

Web技術の役割を、表示、データ形式、暗号化、サーバ資源操作に分けて整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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