NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ

平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅰ 問11

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は,フレームの蓄積機能,速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブと同等の機能をもち,同じプロトコル階層で動作する装置はどれか。
公式問題冊子の問11(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問11(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問11(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問11(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    ゲートウェイ
  2. イ
    ブリッジ
  3. ウ
    リピータ
  4. エ
    ルータ
解き方のヒントを見る

Ethernetとプロトコル階層

LAN接続装置を比較する前に、通信データの形式と階層の対応を整理できますか。

この問題で問われていること

EthernetフレームとIPパケットの構成を調べ、装置が扱う情報から動作階層を比較するには、どんな表を作ればよいでしょうか。

Ethernetとプロトコル階層

EthernetフレームとIPパケットの構成を調べ、装置が扱う情報から動作階層を比較するには、どんな表を作ればよいでしょうか。

確認ポイント

  • EthernetフレームとIPパケットには、それぞれどのようなアドレス欄があり、どの階層に対応しますか。
  • ビット列・フレーム・パケットというデータ単位は、OSI参照モデルのどの階層と対応しますか。
  • LAN接続装置の資料から「扱うデータ単位」「参照するヘッダ情報」「接続する回線の速度」を抜き出し、比較表に整理できますか。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

添付の公式解答PDFの問11に示された正答は「イ」です。レイヤ2スイッチはOSI基本参照モデルのデータリンク層で動作し,MACアドレスを使ってフレームの転送先を選択する。フレームを一時的に蓄積することで,速度の異なる接続先への転送も可能になる。同じ階層でこれらの機能をもつ装置がブリッジです。

添付の公式解答PDFの問11に示された正答は「イ」です。レイヤ2スイッチはOSI基本参照モデルのデータリンク層で動作し,MACアドレスを使ってフレームの転送先を選択する。フレームを一時的に蓄積することで,速度の異なる接続先への転送も可能になる。同じ階層でこれらの機能をもつ装置がブリッジです。

選択肢ア

誤り。ゲートウェイは,異なるプロトコルを使用するネットワークやシステムの間でプロトコル変換などを行う装置であり,設問のレイヤ2スイッチと同等の機能をもつ装置には該当しない。

選択肢イ(正解)

正しい。ブリッジはデータリンク層で動作し,MACアドレスに基づいてフレームを転送する。フレームを蓄積して転送し,通信速度の異なるLAN間を接続することもできる。スイッチングハブは,多ポートのブリッジに相当する。

選択肢ウ

誤り。リピータは物理層で動作し,信号を再生して伝送距離を延ばす。フレームを蓄積したり,MACアドレスに基づいて転送先を選択したりする機能はもたない。

選択肢エ

誤り。ルータはネットワーク層で動作し,IPアドレスなどに基づいてパケットの経路を選択する。データリンク層で動作するレイヤ2スイッチとは,動作するプロトコル階層が異なる。

学習のポイント

EthernetフレームとIPパケットの構成を調べ、装置が扱う情報から動作階層を比較するには、どんな表を作ればよいでしょうか。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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