NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ

平成28年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅰ 問9

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

B+木インデックスが定義されている候補キーを利用して,1件のデータを検索するとき,データ総件数 X に対する B+木インデックスを格納するノードへのアクセス回数のオーダを表す式はどれか。
公式問題冊子の問9(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問9(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問9(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問9(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    √X
  2. イ
    log X
  3. ウ
    X
  4. エ
    X!
解き方のヒントを見る

索引のアクセス単位と計算量

キーの種類、記憶装置へのアクセス単位、木構造の数え方、オーダ記法を調べて準備しましょう。

この問題で問われていること

データ件数とアクセス回数の関係を考える前に、何を1回と数え、増え方をどう表すか調べてみましょう。

索引のアクセス単位と計算量

データ件数とアクセス回数の関係を考える前に、何を1回と数え、増え方をどう表すか調べてみましょう。

確認ポイント

  • 候補キー・主キー・非一意の検索キーは、どの条件で区別されますか。
  • データベースのレコード・ページ・索引ノードは、それぞれどのような単位ですか。問題ではどの単位へのアクセスを数えていますか。
  • 一般的な木構造の図で、全ノード数・階層数・ある経路上のノード数は、それぞれ何を数えていますか。 計算量のオーダ記法では、変数・定数倍・低次の項をどのように扱いますか。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

添付の公式解答PDF画像では,午前Ⅰ試験の問9の正解は「イ」と記載されている。B+木は葉の深さがそろった平衡木であり,候補キーによる検索では,根からキーに対応する葉へ進む。各階層で進む枝を選び,おおむね木の高さに相当する回数だけノードへアクセスする。分岐数を一定と考えると,木の高さはデータ総件数 X に対して対数的に増えるので,アクセス回数のオーダは log X となる。対数の底の違いは定数倍の違いであり,オーダには影響しない。

添付の公式解答PDF画像では,午前Ⅰ試験の問9の正解は「イ」と記載されている。B+木は葉の深さがそろった平衡木であり,候補キーによる検索では,根からキーに対応する葉へ進む。各階層で進む枝を選び,おおむね木の高さに相当する回数だけノードへアクセスする。分岐数を一定と考えると,木の高さはデータ総件数 X に対して対数的に増えるので,アクセス回数のオーダは log X となる。対数の底の違いは定数倍の違いであり,オーダには影響しない。

選択肢ア

誤り。B+木では各階層で探索対象を分岐に従って絞り込むため,アクセス回数はデータ総件数の平方根に比例するオーダにはならない。

選択肢イ(正解)

正しい。公式解答の問9はイ。B+木は平衡木であり,根から目的の葉までたどる階層数はデータ総件数 X に対して対数のオーダとなる。

選択肢ウ

誤り。データ総件数に比例するオーダは,全件を順に調べる探索などに相当する。B+木ではキーを比較して進む枝を選ぶため,全件を調べる必要はない。

選択肢エ

誤り。X!はXの階乗であり,組合せの並び順を網羅する処理などで現れる。B+木で目的のデータへ至る経路をたどる際のアクセス回数には対応しない。

学習のポイント

データ件数とアクセス回数の関係を考える前に、何を1回と数え、増え方をどう表すか調べてみましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針