NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ
平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅰ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア0100
- イ1000
- ウ1100
- エ1101
解き方のヒントを見る
検査情報の役割に注目する
冗長な情報を加える方式を考えるときは、元のデータ以外に何を持たせ、受信側でどのような不一致を手掛かりにするのかを整理し、検出と訂正を同じものとして扱わないように確認しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、追加情報が受信後の判断にどう関わるかという一点に絞って、送信前と受信後の情報を対応づけ、異常の発見と元の内容の推定を区別して丁寧に読み取りましょう。
視点
冗長情報の役割を、元データとの関係、受信時に得られる判断材料、誤りへの対応範囲という順に整理します。方式名や個別の式を暗記するより、何を比較し、どの段階で判断する仕組みかを確認すると、選択肢の説明を落ち着いて読み比べられます。
確認ポイント
- 追加情報が何と関係づけられているか確認する
- 受信後に得られる判断材料を整理する
- 異常の発見と内容の推定を区別する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
受信列1100010に三つの検査式を適用すると、結果は順に0、1、1です。この組合せは第4ビットの誤りに対応するため、第4ビットを反転して1101010と訂正します。したがって情報ビットは1101です。
検査結果
受信列 y₁…y₇=1100010に対し、第一検査は1+1+0+0=2で2 mod 2=0、第二検査は1+1+0+1=3で3 mod 2=1、第三検査は1+0+0+0=1で1 mod 2=1となります。検査結果は(0、1、1)です。
誤り訂正
各ビットが関係する検査式の組合せを比べると、(0、1、1)は第4ビットが反転した場合に生じる組合せです。受信列の第4ビット0を1に反転すると訂正符号は1101010となり、情報ビット部分x₁x₂x₃x₄は1101になります。
選択肢ア
これは不正解だよ。0100を情報ビットとすると、条件から冗長ビットはx₅x₆x₇=111となり、符号は0100111です。これは受信符号1100010と3ビット異なるため、送信符号と高々1ビットしか異ならないという設問条件を満たしません。
選択肢イ
これは不正解だよ。1000を情報ビットとすると、三つの条件から冗長ビットはx₅x₆x₇=110となり、符号は1000110です。受信符号1100010との差は2ビットであり、許される1ビット以内の誤りではないため、この候補にはなりません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。1100を情報ビットとすると、条件を満たす符号は1100001です。受信符号1100010とは第6ビットと第7ビットの2か所が異なるため、高々1ビットの誤りという前提と一致しません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。1101から条件を満たす冗長ビットを求めるとx₅x₆x₇=010となり、送信符号は1101010です。受信符号1100010とは第4ビットだけが異なるため、1ビット誤りを訂正した情報ビットは1101になります。
学習のポイント
パリティ検査結果の組合せから誤り位置を特定する方法
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅰ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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