DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
令和7年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア真正性:b、信頼性:a
- イ真正性:b、信頼性:c
- ウ真正性:d、信頼性:a
- エ真正性:d、信頼性:c
解き方のヒントを見る
用語を判断する条件を整理する
用語の印象だけで判断せず、判断の根拠となる条件に着目しましょう。扱われている情報から条件に当たる部分を拾い、書かれている内容と自分の想像で補った内容を分けながら、考えのよりどころを整理してみてください。
この問題で問われていること
判断するときは、根拠として用いる条件が、扱われている情報のどこに示されているかを確認してください。用語から連想した内容を条件として加えていないかを振り返り、明示された条件をもとに考えを進めましょう。
視点
判断の根拠となる条件を整理することに集中しましょう。記載されている条件と、自分が連想して付け加えた条件を区別すると、判断のよりどころが明確になります。
確認ポイント
- 判断の根拠にする条件を拾えているか
- その条件が示されている箇所を確認できるか
- 用語の印象だけで条件を補っていないか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
正解はアです。真正性は、エンティティが主張するとおりのものであるという特性なのでbに対応します。信頼性は、意図する行動と結果とが一貫しているという特性なのでaに対応します。
理由
真正性は、エンティティがそれ自身について主張するとおりのものであるという特性です。エンティティには、人だけでなくシステムなども含まれます。これに該当するのは定義bです。一方、信頼性は、意図する行動と結果とが一貫しているという特性であり、定義aに該当します。したがって、真正性がb、信頼性がaであるアが正解です。
比較
定義cは可用性です。認可されたエンティティが要求したときに、アクセス及び使用が可能であることを述べています。定義dは機密性です。認可されていない個人、エンティティ又はプロセスに情報を使用させず、開示しないことを述べています。利用できるかを評価する可用性と、無許可の使用・開示を防ぐ機密性を、真正性や信頼性と区別することがポイントです。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。真正性は、エンティティが主張するとおりのものであるという特性を指し、定義bに対応する。信頼性は、意図する行動と結果とが一貫しているという特性を指し、定義aに対応する。
選択肢イ
これは不正解だよ。真正性をbとする点は適切だが、信頼性をcとする点が誤っている。定義cは、認可されたエンティティが要求したときにアクセス及び使用が可能であるという可用性の定義である。信頼性に対応するのは、行動と結果の一貫性を述べる定義aである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。信頼性をaとする点は適切だが、真正性をdとする点が誤っている。定義dは、認可されていない相手に情報を使用させず、開示しないという機密性の定義である。真正性は、エンティティが主張するとおりのものであるかを表す定義bに対応する。
選択肢エ
これは不正解だよ。真正性をd、信頼性をcとする組合せは、どちらも対象の用語と定義が一致しない。定義dは情報の不正な使用や開示を防ぐ機密性、定義cは認可されたエンティティが要求したときにアクセス及び使用が可能であるという可用性を表す。真正性はb、信頼性はaに対応する。
学習のポイント
真正性と信頼性を、主張するとおりの存在であることと、行動と結果の一貫性という観点で区別しましょう。併せて、可用性は要求時に利用できること、機密性は無許可の使用・開示を防ぐこととして整理すると、定義の混同を防げます。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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