DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
令和6年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問28
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア200
- イ600
- ウ900
- エ1、500
解き方のヒントを見る
部品の階層と数量条件を丁寧に読み解く
資材所要量計画の問題では、部品の親子関係と各種の数量がどの段階に対応しているかを整理することが出発点です。問題文で与えられた条件の意味を一つずつ確かめ、どの品目のどの時点の数量を扱っているかを見失わないようにしましょう。
この問題で問われていること
この種の問題で問われやすいのは、上位品目から下位品目へ数量をたどる際に、各品目に付随する数量情報をどの段階で考慮するかという整理の仕方です。条件の読み落としが結果を大きく左右します。
視点
部品構成表は、品目同士の親子関係と、親一つあたりに必要な子の数を表すものです。在庫などの数量情報は品目ごとに与えられるため、それがどの品目に属する情報なのかを区別して扱う必要があります。計算に入る前に、品目・階層・数量の対応を自分で書き出して整理すると、読み違いを防ぎやすくなります。
確認ポイント
- 各数量情報がどの品目に属するものかを区別できているか
- 品目の親子関係と階層の順序を正しく把握できているか
- 問題文にある数量の前提条件や注記を読み落としていないか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
在庫を上位から順に差し引いて展開すると、Aの正味所要量は200個、aは500個になるよ。bの総所要量は900個で、b自身の在庫300個を引くと正味所要量は600個、正解はイだよ。
理由
製品Aの正味所要量は、300個-在庫100個=200個。部品aの総所要量は、200個×3=600個で、在庫100個を引くと正味所要量は500個。部品bの総所要量は、Aから200個×2=400個、aから500個×1=500個で、合計900個。そこからb自身の在庫300個を引くと、正味所要量は900個-300個=600個になるよ。
比較
在庫をまったく考慮しない場合、bの所要量は300個×2+(300個×3)×1=1、500個になるよ。A・aの在庫だけを反映した段階では900個だね。正味所要量を出すには、各品目の在庫を段階ごとに差し引き、最後にb自身の在庫も差し引く必要があるよ。
選択肢ア
これは不正解だよ。正しく計算すると、Aの正味所要量は300個-100個=200個、aの正味所要量は200個×3-100個=500個になるよ。bの総所要量は200個×2+500個×1=900個で、正味所要量は900個-300個=600個だね。200個は製品Aの正味所要量と同じ数値で、部品bの正味所要量ではないよ。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。Aの正味所要量は300個-100個=200個。aの総所要量は200個×3=600個で、在庫100個を引いた正味所要量は500個。bの総所要量はAから200個×2=400個、aから500個×1=500個の合計900個で、在庫300個を引くと正味所要量は600個になるよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。900個は、A・aの在庫を反映した後の部品bの総所要量(Aから200個×2=400個、aから500個×1=500個)と一致する値だよ。正味所要量を求めるには、ここから部品b自身の在庫300個を差し引く必要があって、900個-300個=600個になるよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。1,500個は、在庫を一切考慮せずに製品300個を展開した場合の部品bの所要量(Aから300個×2=600個、aの900個×1=900個)と一致する値だよ。問題ではA・a・bすべてに在庫があるから、各段階で在庫を差し引くと部品bの正味所要量は600個になるよ。
学習のポイント
MRPでは上位品目の正味所要量に構成数を掛けて下位品目の総所要量を出し、その品目の在庫を差し引く手順を段階ごとに繰り返すよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問28(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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