DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
令和5年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア0
- イ6
- ウ7
- エ13
解き方のヒントを見る
条件の対応関係を確認する
この分野では、提示された条件が互いにどのような関係を持つかを整理し、用語の印象だけで判断せず、同じ基準で比較できる形に置き換えて考えることが大切です。定義と前提の対応を丁寧に確認しましょう。
この問題で問われていること
確認の中心は、二つの条件を別々に覚えることではなく、一方の変化や制約がもう一方の判断にどう影響するかを、問題文の前提に沿って見極めることです。関係の読み取りに集中してください。
視点
与えられた条件を同じ時間軸や評価の基準にそろえ、両者の関係を文章で説明できるかを確認します。個別の数値や固有の手順を先に当てはめず、条件同士の対応に注目しましょう。
確認ポイント
- 比較する二つの条件が、それぞれ何を表しているかを整理する
- 問題文で示された前提や単位が、両方でそろっているか確認する
- 一方の条件から他方を判断するとき、関係の向きを取り違えていないか見直す
正解と解説を見る
正解
イ
解説
30日間の総時間から、毎週月曜日4回分の計画停止時間を除いて提供対象時間を求める。可用性99%以上では、その1%までが追加停止の許容範囲となり、端数を切り捨てると6時間になる。
理由
30日間の総時間は30日×24時間=720時間です。計画停止は4回×6時間=24時間なので、サービス提供対象時間は720−24=696時間となる。許容される追加停止時間はその1%で、696時間×0.01=6.96時間。小数第1位を切り捨てるため、最大6時間となる。
比較
計画停止を分母に含めると、サービスを提供しない予定時間まで可用性評価の対象にしてしまう。また、6.96時間を四捨五入すれば7時間となるが、問題は小数第1位を切り捨てる条件なので、整数時間としては6時間を採用する。
選択肢ア
これは不正解だよ。0時間では、計画停止を除いた提供対象時間696時間に対して可用性が100%の場合に相当する。問題では可用性99%以上を満たす範囲で追加停止が許容されるため、停止時間を全く認めない値は厳しすぎる。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。総時間は30日×24時間=720時間、計画停止は4回×6時間=24時間なので、対象時間は696時間となる。許容停止時間は696時間の1%である6.96時間で、小数第1位を切り捨てると6時間になる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。7時間は、計画停止を除いた対象時間696時間の1%である6.96時間を、整数にする際に切り上げまたは四捨五入した場合の値に近い。しかし、指定された処理は小数第1位の切り捨てなので、条件に合わない。
選択肢エ
これは不正解だよ。13時間は、可用性99%以上から求められる対象時間696時間の1%である6.96時間を大きく上回る。13時間停止すると、対象時間に対する停止割合が約1.87%となり、可用性は99%未満になるため、条件を満たせない。
学習のポイント
可用性計算では、計画停止を除いた分母と端数処理を正しく扱う。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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