DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
令和5年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア機能: インシデント対応の中で,CSIRT間の情報連携,調整を行う。サービス対象: 他のCSIRT
- イ機能: インシデントの傾向分析やマルウェアの解析,攻撃の痕跡の分析を行い,必要に応じて注意を喚起する。サービス対象: 関係組織,国又は地域
- ウ機能: 自社製品の脆弱性に対応し,パッチ作成や注意喚起を行う。サービス対象: 自社製品の利用者
- エ機能: 組織内CSIRTの機能の一部又は全部をサービスプロバイダとして,有償で請け負う。サービス対象: 顧客
解き方のヒントを見る
機能と対象の切り分け方
各候補を判断するときは、まず組織内で担う役割と、支援や対応が及ぶ相手の範囲を別々の軸として捉え、両者を混同せずに対応関係を確認することが重要です。
この問題で問われていること
この問題では、候補の説明を読んだら、何を担当する機能なのかと、誰に向けたサービスなのかを分けて整理し、二つの観点が同じ組合せを示しているかだけを確認します。
視点
機能を表す説明と、サービス対象を表す説明は、似た文脈で現れても異なる観点です。候補ごとに役割と対象を別欄に置き、説明同士の対応を落ち着いて照合すると、用語の印象に引きずられにくくなります。
確認ポイント
- 機能の説明と対象の説明を別々に抜き出せているか
- 各説明が同じ候補内で無理なく対応しているか
- 用語の印象ではなく、設問中の役割と対象の記述を根拠に確認したか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
コーディネーションセンターは、インシデント対応において複数のCSIRT間の情報連携や調整を担い、サービス対象は他のCSIRTです。この機能と対象の組合せに一致するアが適切です。
理由
コーディネーションセンターは、個別組織だけの対応ではなく、複数のCSIRTの間に立って情報を連携し、対応の調整を行います。そのため、サービス対象は他のCSIRTとなります。
比較
傾向分析や注意喚起、製品の脆弱性対応、組織内CSIRT機能の請負は、それぞれ別の役割に該当します。したがって、コーディネーションセンターの説明として一致するのはアです。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。インシデント対応の中でCSIRT間の情報連携や調整を行う機能は、複数のCSIRTを結び付けるコーディネーションセンターの役割に一致します。また、サービス対象も他のCSIRTであり、機能と対象の組合せが適切です。
選択肢イ
これは不正解だよ。インシデントの傾向分析、マルウェア解析、攻撃痕跡の分析、注意喚起は、情報を分析して関係組織や国・地域へ提供する活動です。CSIRT間の調整を主な機能とするコーディネーションセンターの組合せではありません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。自社製品の脆弱性への対応、パッチ作成、利用者への注意喚起は、製品を開発・提供する側が自社製品の利用者に行う活動です。他のCSIRT間の情報連携や調整を担う機能とは異なります。
選択肢エ
これは不正解だよ。組織内CSIRTの機能をサービスプロバイダとして有償で請け負う活動は、顧客にセキュリティサービスを提供する役割です。CSIRT間の情報連携や調整を行い、他のCSIRTを対象とする機能とは一致しません。
学習のポイント
CSIRTの分類は、機能とサービス対象を一体で覚えることが重要です。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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