DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
令和4年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問26
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア顧客ごとの売上高,利益額などを高い順に並べ,自社のビジネスの中心をなしている顧客を分析する手法
- イ商品がもつ価格,デザイン,使いやすさなど,購入者が重視している複数の属性の組合せを分析する手法
- ウ同一世代は年齢を重ねても,時代が変化しても,共通の行動や意識を示すことに注目した,消費者の行動を分析する手法
- エブランドがもつ複数のイメージ項目を散布図にプロットし,それぞれのブランドのポジショニングを分析する手法
解き方のヒントを見る
目的と特徴を整理する視点
複数の要素を含む選択を考えるときは、分析が何を明らかにするためのものかを起点にし、対象・比較単位・得たい解釈の関係を落ち着いて確認しましょう。用語の印象だけで判断しないことが大切です。
この問題で問われていること
確認の焦点は、分析の目的と、そこで扱う要素や評価の単位がきちんと対応しているかです。個別の用語の暗記ではなく、何を比較し、どのような意思決定に役立てる枠組みかを読み取りましょう。
視点
概念を整理するときは、分析が扱う対象、比較の切り口、結果から得たい理解を分けて考え、それぞれのつながりを確認します。名称や印象に引きずられず、全体の役割を捉えましょう。
確認ポイント
- 分析によって明らかにしたい対象は何か
- 比較する要素と評価する単位が対応しているか
- 結果をどのような判断や理解に結び付けるか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
コンジョイント分析は、商品やサービスを構成する複数の属性とその水準の組合せを提示し、購入者が各属性をどの程度重視するかを分析する手法です。
理由
価格、デザイン、使いやすさなどの商品属性を組み合わせて評価してもらい、購入者が各属性をどの程度重視するかを分析するのがコンジョイント分析です。
比較
顧客の売上順位、世代に共通する行動、ブランドの位置付けを調べる分析とは対象と目的が異なる。商品を構成する属性の組合せに着目する点が特徴です。
選択肢ア
これは不正解だよ。顧客ごとの売上高や利益額を高い順に並べる説明は、重要顧客や自社の中心顧客を把握する分析に当たる。商品を構成する複数属性の組合せと、購入者が重視する度合いを分析するコンジョイント分析の説明ではない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。価格、デザイン、使いやすさなど、商品がもつ複数の属性を組み合わせ、購入者がどの属性を重視するかを分析する説明である。属性ごとの評価や組合せの違いから、商品に対する選好を把握するコンジョイント分析に該当する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。同一世代が年齢や時代の変化にかかわらず示す行動や意識に注目する説明は、世代に関する消費者行動の分析である。商品の複数属性を組み合わせ、購入者の重視度を調べる手法とは分析対象が異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。ブランドのイメージ項目を散布図に示して位置関係を分析する説明は、ブランド間のポジショニング分析に当たる。コンジョイント分析は、ブランドの配置ではなく、商品属性の組合せに対する購入者の選好を分析する手法である。
学習のポイント
コンジョイント分析では、商品属性の組合せと購入者の重視度を関連付けて考える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問26(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針