DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ

令和4年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問16

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

仕様書やソースコードといった成果物について,作成者を含めた複数人で,記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートして,問題点を発見する手法はどれか。

選択肢

  1. ア
    ウォークスルー
  2. イ
    サンドイッチテスト
  3. ウ
    トップダウンテスト
  4. エ
    並行シミュレーション
解き方のヒントを見る

レビュー手法を読む基本視点

各選択肢を個別に覚え込むのではなく、説明が示す活動の主目的と、そこで評価・確認しようとしている対象の対応に注目して読み比べましょう。説明の細部より、まずこの軸を優先します。

この問題で問われていること

判断の軸を「その活動は何を確かめるためのものか」に一つに絞り、目的と説明全体が無理なく結び付いているかを、用語の印象だけで決めずに確認してください。判断を急がないことが大切です。

視点

手法名や表面的な表現に引きずられず、各説明が想定する確認のねらいを読み取り、そのねらいと記述の関係が自然かを丁寧に見ます。

確認ポイント

  • 活動の目的が明確に読み取れるか確認する
  • 評価・確認の対象が目的と対応しているか見る
  • 似た表現ではなく説明全体の整合性で判断する
正解と解説を見る

正解

ア

解説

仕様書やソースコードを対象に、作成者を含む複数人が内容を読み進め、システムやソフトウェアの振る舞いを机上で確認して問題点を発見する手法はウォークスルーです。

理由

ウォークスルーは、成果物の作成者を含む複数人で仕様書やソースコードを確認し、記述された処理や振る舞いを机上でシミュレートして、誤りや問題点を発見するレビュー手法です。

比較

他の選択肢は、設問が示す参加者による成果物レビューと机上での振る舞い確認という特徴を表していません。テスト方式の名称や、一般的なレビュー手法とは異なる点を整理することが重要です。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。ウォークスルーは、仕様書やソースコードなどの成果物について、作成者を含む複数人で内容を確認するレビュー手法です。記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートし、問題点を発見するという設問の説明に一致します。

選択肢イ

これは不正解だよ。サンドイッチテストは、ソフトウェアの複数のモジュールを組み合わせて動作を確認する際のテスト方式に関係する名称です。作成者を含む複数人が成果物を読み、振る舞いを机上で確認するレビュー手法を表していません。

選択肢ウ

これは不正解だよ。トップダウンテストは、上位のモジュールから下位のモジュールへ段階的に組み合わせて動作を確認するテスト方式です。仕様書やソースコードを複数人で机上確認し、問題点を発見する手法という設問の条件とは異なります。

選択肢エ

これは不正解だよ。並行シミュレーションは、設問にある成果物レビューの進め方を示す名称ではありません。問題文の中心は、複数人が仕様書やソースコードを読み、記述された振る舞いを机上で確認することなので、この条件に該当する手法名とは一致しません。

学習のポイント

レビュー手法と、実際にプログラムを実行するテスト手法を区別して覚えましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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