DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ

平成31年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問18

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ある組織では,プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェクトの,5日目の終了時点の状況は表のとおりである。この時点でのコスト効率が今後も続くとしたとき,完成時総コスト見積り(EAC)は何万円か。 | 管理項目 | 金額(万円) | | --- | --- | | 完成時総予算(BAC) | 100 | | プランドバリュー(PV) | 50 | | アーンドバリュー(EV) | 40 | | 実コスト(AC) | 60 |
公式問題冊子の問18(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問18(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    110
  2. イ
    120
  3. ウ
    135
  4. エ
    150
解き方のヒントを見る

EVMの基本指標と効率指標

各金額の算定基準と、コスト面・スケジュール面の効率を区別する観点を準備する。

この問題で問われていること

BAC・PV・EV・ACの読み方と、コスト効率指標に使う管理項目を調べられるか。

EVMの基本指標と効率指標

BAC・PV・EV・ACの読み方と、コスト効率指標に使う管理項目を調べられるか。

確認ポイント

  • BAC・PV・EV・ACはそれぞれ、どの作業範囲・時点・金額の基準で算定されるか、別の数値例で確認できるか。
  • コスト効率指標とスケジュール効率指標では、比較する管理項目と数値の読み方がどう異なるか調べられるか。
  • 経過日数の割合と作業の出来高の割合にはどのような違いがあるか、進捗が予定からずれた事例で比較できるか。
正解と解説を見る

正解

エ

解説

添付の公式解答表では,問18の正解はエです。アーンドバリューマネジメントでは,実コストに対して得られた出来高の割合をコスト効率指数CPI=EV÷ACで表す。現在の効率が今後も続く場合,完成時総コスト見積りはEAC=BAC÷CPIで求める。この問題ではCPI=40÷60=2/3,EAC=100÷(2/3)=150万円となる。PVは計画上の出来高を表し,今回のコスト効率に基づく計算には用いない。

添付の公式解答表では,問18の正解はエです。アーンドバリューマネジメントでは,実コストに対して得られた出来高の割合をコスト効率指数CPI=EV÷ACで表す。現在の効率が今後も続く場合,完成時総コスト見積りはEAC=BAC÷CPIで求める。この問題ではCPI=40÷60=2/3,EAC=100÷(2/3)=150万円となる。PVは計画上の出来高を表し,今回のコスト効率に基づく計算には用いない。

選択肢ア

誤り。現在のコスト効率を完成まで適用するとEACは150万円となるので,110万円ではない。

選択肢イ

誤り。実コスト60万円に残作業の予算価値60万円をそのまま加えると120万円になるが,残作業にも現在のコスト効率を適用する必要がある。

選択肢ウ

誤り。EAC=BAC×AC÷EV=100×60÷40=150万円となり,135万円ではない。

選択肢エ(正解)

正しい。コスト効率指数CPI=EV÷AC=40÷60=2/3なので,EAC=BAC÷CPI=100÷(2/3)=150万円となる。

学習のポイント

BAC・PV・EV・ACの読み方と、コスト効率指標に使う管理項目を調べられるか。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問18(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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