DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
平成30年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア開発工程の初期段階に要求仕様を確認するために,プログラマと利用者がペアとなり,試作した画面や帳票を見て,相談しながらプログラムの開発を行う。
- イ効率よく開発するために,2 人のプログラマがペアとなり,メインプログラムとサブプログラムを分担して開発を行う。
- ウ短期間で開発するために,2 人のプログラマがペアとなり,交互に作業と休憩を繰り返しながら長時間にわたって連続でプログラムの開発を行う。
- エ品質の向上や知識の共有を図るために,2 人のプログラマがペアとなり,その場で相談したりレビューしたりしながら,一つのプログラムの開発を行う。
解き方のヒントを見る
協働手法を見極める着眼点
アジャイル開発の協働手法を考えるときは、用語の印象や名称だけで判断せず、チーム内の役割分担と情報共有がどのように行われるかという一つの観点に集中して整理しましょう。
この問題で問われていること
各選択肢について、誰がどの場面で協力し、作業状況や判断材料をどのように共有する前提なのかを読み取り、協働の進め方という同じ観点で比較してください。
視点
協働手法は、個人の作業内容だけでなく、チームが共通理解を作りながら進めるための関わり方として捉えます。名称の連想より、協力の単位と情報の扱いに注目しましょう。
確認ポイント
- 協力する主体が誰として想定されているかを確認する
- 作業や判断に必要な情報を共有する場面を確認する
- 選択肢全体を同じ協働の観点で読み比べる
正解と解説を見る
正解
エ
解説
ペアプログラミングは、二人のプログラマが一組になり、相談やレビューを行いながら一つのプログラムを開発する手法です。品質向上や知識共有が期待できます。
理由
ペアプログラミングでは、二人のプログラマがその場で相談しながら作業し、互いにコードを確認・レビューします。これにより、品質の向上、知識の共有、ミスの早期発見などが期待されます。
比較
利用者との要求確認、プログラムの機能分担、作業と休憩の交替は、ペアプログラミングそのものを説明していません。二人で一つのプログラムを協力して開発する点が重要です。
選択肢ア
これは不正解だよ。利用者とプログラマがペアになり、試作品を確認しながら要求仕様を整理する内容は、要求定義やプロトタイピングに関する説明です。ペアプログラミングは、二人のプログラマが開発作業を協力して行うものです。
選択肢イ
これは不正解だよ。二人のプログラマがメインプログラムとサブプログラムを分担して開発するのは、作業を分割して並行して進める説明です。ペアプログラミングでは、担当を分けるのではなく、一つのプログラムを協力して作成します。
選択肢ウ
これは不正解だよ。二人が交互に作業と休憩を繰り返し、長時間連続して開発することは、ペアプログラミングの定義ではありません。ペアで相談や確認を行いながら開発する点が重要であり、長時間労働を目的とする手法ではありません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。二人のプログラマがペアになり、その場で相談やレビューを行いながら一つのプログラムを開発する説明は、ペアプログラミングの特徴に一致します。相互確認による品質向上と、知識や技術の共有も期待できます。
学習のポイント
二人のプログラマが同じ開発対象を協力して作る点と、相互レビューによる効果を押さえましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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