DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ
平成25年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅰ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア健康診断結果や投薬情報など,類似した症例に基づく分析を行い,個人ごとに最適な健康アドバイスを提供できるシステム
- イ在宅社員やシニアワーカなど,様々な勤務形態で働く労働者の相互のコミュニケーションを可能にし,多様なワークスタイルを支援するシステム
- ウ自動車に設置された情報機器を用いて,飲食店・娯楽情報などの検索,交通情報の受発信,緊急時の現在位置の通報などが行えるシステム
- エ通信と情報処理技術によって,発電と電力消費を総合的に制御し,再生可能エネルギーの活用,安定的な電力供給,最適な需給調整を図るシステム
解き方のヒントを見る
判断の前提と対象範囲を確認
この分野の内容を検討するときは、判断の前提となる対象範囲に注目しましょう。何について述べているのかを整理し、同じ用語でも扱う範囲が変わっていないか確かめると、内容を落ち着いて捉えられます。
この問題で問われていること
考える焦点は、取り上げられている対象の範囲です。個々の内容を捉える際は、どこまでを一つの対象として扱っているかを意識し、途中でその範囲を広げたり狭めたりして解釈していないかを確認しましょう。
視点
対象範囲を整理するとは、今考えている内容がどこまでを扱うものかを確かめることです。知っている事柄を当てはめる前に、その範囲を自分の言葉で短く言い直してみましょう。
確認ポイント
- 今、何を検討の対象としているか
- その対象の範囲をどう捉えているか
- 解釈の途中で対象の範囲が変わっていないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正解はエです。スマートグリッドは、通信と情報処理技術によって発電と電力消費を総合的に制御し、再生可能エネルギーの活用、安定的な電力供給、最適な需給調整を図るシステムです。
理由
エは、通信と情報処理技術を用いること、発電と電力消費を総合的に制御すること、その制御によって再生可能エネルギーの活用や安定供給、需給調整を図ることを説明しています。これらがスマートグリッドの特徴に対応します。
比較
アは個人の健康アドバイス、イは様々な勤務形態で働く人のコミュニケーションと働き方の支援、ウは車載機器による情報検索や交通情報の受発信などを扱っています。それぞれのサービスの対象と目的が、電力の供給と消費を制御するスマートグリッドとは異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。健康診断結果や投薬情報を使い、類似した症例を分析して、個人に合った健康アドバイスを提供するシステムの説明です。目的は個人の健康管理の支援です。スマートグリッドが対象とする発電と電力消費の総合的な制御や、電力の需給調整とは異なります。
選択肢イ
これは不正解だよ。在宅社員やシニアワーカなど、様々な勤務形態で働く人どうしのコミュニケーションを可能にし、多様なワークスタイルを支援するシステムの説明です。支援の対象は働く人の連携や勤務形態であり、発電と電力消費を制御するスマートグリッドの説明ではありません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。自動車に設置された情報機器を使って、飲食店や娯楽情報の検索、交通情報の受発信、緊急時の現在位置の通報を行うシステムの説明です。車載機器による情報サービスを扱っており、発電と電力消費の制御によって電力の安定供給や需給調整を図る仕組みとは異なります。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。通信と情報処理技術を使って、発電と電力消費を総合的に制御する仕組みがスマートグリッドです。選択肢にある再生可能エネルギーの活用、安定的な電力供給、最適な需給調整は、その目的を表しています。供給側と消費側の両方を対象とする点が、この説明の要点です。
学習のポイント
スマートグリッドの制御対象である発電と電力消費、および電力供給と需給調整の目的を結び付けて覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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